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スマホ制限を自力でかいくぐる小1娘に驚いた、30代父の体験談。YouTube・ゲーム依存、課金トラブル…いたちごっこを“対話”で乗り越えるまで

  • 2026.6.9

小学校低学年のうちにスマホを持たせたことを「早すぎた」と強く後悔する親は少なくないはず。近畿在住の30代男性は、小1の女の子にスマホを持たせたことでYouTube・ゲーム依存、スクリーンタイムの抜け道突破、約8000円の課金トラブルと、想定外のトラブルが次々と押し寄せたと言います。制限を強めるほど「いたちごっこ」に陥った末、たどり着いた答えとは——。

30代男性と小学生娘の「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する30代男性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:男性(30代)
  • 居住地:近畿(三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
  • お子さん:小学1〜2年生・女の子
  • 使用機種:中古iPhone(親・家族のお下がり)
  • 初めてスマホを持たせた学年:小学1〜2年生
  • 持たせた最大の理由:友達との交流や、子ども本人が強く欲しがったため
  • 現在の悩み度:かなり悩んでいる(問題の渦中にいる、毎日のように問題が起きている)

YouTubeとゲームに夢中になり、時間管理が崩壊。「もう少し大きくなってからでよかった」

娘さんにスマホを持たせたのは、小学校低学年のこと。友達との交流や、娘さん本人が強く欲しがったことがきっかけだったと言います。しかし、手にした途端にYouTubeとゲームへの熱中が始まりました。

最初はルールを決めていたものの、守れないことが続き、時間管理がうまくいかない日々が続いたとのこと。「もう少し自分でコントロールできる年齢になってからでもよかった」と、持たせた時期を今も強く後悔していると言います。

友達から「持っていない」と浮いてしまうことへの不安や、子どもの熱心なお願いに折れてしまう気持ちは多くの親が経験するもの。しかし、小学校低学年という年齢では、自分でスクリーンタイムを管理するのはまだ難しかったというのが、彼の率直な実感です。

スクリーンタイムの「抜け道」を自力で発見。設定画面を探り当てた娘の順応力に驚愕

さらに驚く出来事が起きます。夜間の使用を制限するためスクリーンタイムを設定していたところ、ある夜遅い時間に画面の明るさが変わっていることに気づき、確認してみると——制限が一度解除され、再設定されていた形跡があったのです。

詳しく娘さんに聞いたところ、設定画面をあちこち触っているうちに、制限を回避できる方法を自分で見つけてしまったとのこと。

「子どもの順応力の高さに驚きました」と彼は振り返ります。親が意図した制限も、デジタルネイティブの子どもには試行錯誤の末に突破されてしまう——そんな現実を突きつけられた出来事でした。

「無料のゲームだと思ってた」月末に約8,000円の請求。課金の仕組みを理解していなかった娘

課金トラブルも経験しています。

無料だと思っていたゲームアプリの中で、娘さんがアイテム課金を繰り返していたことが月末の明細で判明。その総額は約8,000円にのぼりました。

娘さん本人は「無料で遊べると思っていた」と言っており、課金の仕組みをまったく理解していなかったようです。少額に見える課金も積み重なれば大きな金額になる——このトラブルをきっかけに、課金のルールや仕組みについて改めてしっかり話し合い、設定の見直しを行ったと言います。

「無料アプリ=お金がかからない」という認識は低学年の子どもには自然な誤解です。スマホを渡す前に、課金の仕組みを分かりやすく説明しておくことの大切さを改めて感じさせる体験でした。

習い事の帰り、位置情報に異変……寄り道していただけとわかり、胸をなで下ろした

スマホにまつわるエピソードはトラブルばかりではありません。位置情報に助けられた出来事もあったと言います。

習い事の帰りに予定の時間を過ぎても娘さんから連絡がなく、不安になって位置情報を確認したところ、いつもとは違う場所でしばらく止まっていることが判明。すぐに連絡を入れると、友達と寄り道をしていただけだったとわかり、胸をなで下ろしたそうです。

「位置情報がなければ無駄に心配してしまっていたと思うので、導入していてよかった」と彼は話します。トラブルの絶えない日々の中でも、スマホが「子どもの安全を守るツール」として機能した瞬間でした。

制限を強めるほど「いたちごっこ」に。なぜルールが必要かを一緒に話す時間が転機に

スクリーンタイムの突破、課金トラブル——対策を打てば打つほど新たな抜け道を探してくる、そんないたちごっこの日々が続きました。彼が「一番大変だった」と振り返るのも、まさにこの時期。

転機になったのは、制限を強めることをいったんやめ、「なぜルールが必要なのか」を娘さんと一緒に話し合う時間を作ったこと。するとそれまでと少しずつ変化が現れ、娘さん自身がスマホの使い方を意識するようになっていったと言います。

「宿題とお風呂が終わってから1時間だけ」娘が自分で提案したルールは守られるようになった

話し合いを重ねる中で、彼はあることを試みます。どうすれば守れるかを、娘さん自身に考えさせたのです。

すると娘さんから出てきたのが、「宿題とお風呂が終わってから1時間だけ使う」「夜はリビングでのみ使用する」という提案でした。

親が一方的に決めたルールではなく、自分で考えて提案したルール。その意識の違いが大きかったようで、以前に比べてルールを守る場面が増え、親子の衝突も減ったと言います。

「一番効果があったのは、一方的に制限するのではなく、子どもと一緒にルールを決めたこと」と彼は語ります。本人に考えさせることで自分ごととして捉えるようになり、無理に注意しなくても自然と守る場面が増えたというのが、試行錯誤の末にたどり着いた実感です。

「完璧な管理は無理!」と認めることから始まった。失敗しながら親子でルールを作っていく

数々のトラブルを経て、同じ悩みを持つ親へこんなメッセージを送ります。

「正直、完璧に管理するのは無理だと思います(笑)。だからこそ最初から厳しく縛るよりも、失敗しながら親子でルールを作っていく方がうまくいきました。悩んでいる方も多いと思いますが、一人で抱え込まず、少しずつ調整していけば大丈夫だと思います」

持たせた時期を後悔しながらも、対話を積み重ねることで今のかたちにたどり着いた30代男性のリアルなエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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