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W杯直前の悲劇…遠藤航が直接別れを告げずに離脱したワケ、新主将の板倉滉が涙ながらに明かす 「みんなの前で話すのも…」

  • 2026.6.15

日本代表として自身3度目のワールドカップを戦うはずだった遠藤航。

2022年大会以降は代表キャプテンを務めてきた33歳のベテランは、今大会の3日前にチームを離脱することになり、代表からも引退することを決めた。

遠藤は2月に左足リスフラン靭帯を断裂すると手術を行い、懸命なリハビリを経て、5月31日のアイスランド戦で復帰。

だが、コンディションが思わしくなく、大会直前に無念の欠場が決まり、そのままチームを離れることになった(JFAは怪我と説明)。

このほど、JFAが公開した映像では、森保一監督と新キャプテンに指名された板倉滉が、選手たちの前で遠藤の離脱について語るシーンがあった。

森保監督
「インフォメーションがあります。航… 離脱してもらうことになりました。

メディカルとも航の状態をずっとつぶさに見てきて、航はワールドカップに出るために、即手術をしてくれて怪我の後で頑張ってリハビリを続けてくれたけど、初戦そしてワールドカップ全体含めて100%回復するっていうことが、難しいということで、離脱することで話を昨日させてもらいました。

怪我であっても、今回は(南野)拓実に来てもらったりとか、(吉田)麻也に来てもらったりとか…(遠藤も)帯同ということも考えてはいたけど…。

26人ということに関しては、いましっかりプレーできる選手を26人揃えて戦うということ。その考え方のもとで、代わってもらうことで昨日話をさせてもらって。

予定が変わってなければ、もうチーム離れています…。みんなの前で話したりもしてもらおうということで、本人とも話はしましたけど、みんなには告げずに…ひょっとしたら会った人いるかもしれないけど、告げずに、チームを離れたいということで本人の意思を尊重しました」

板倉
「航くんとも朝飯後に部屋に行って話しましたけど…

(声を詰まらせながら)前回のワールドカップから、 航くんがこのチーム引っ張ってここまで来て…相当悔しかったと思うし、みんなも分かってるところ、このワールドカップにどれだけかけてきていたのか。

(そういう思い)があったと思うからこそ、なかなかみんなの前で話すのも難しいってことだったので…。

僕は代わりにじゃないですけど、話す必要もないと思うけど、みんなも航くんの気持ちというか分かってると思うからこそ、もう1回この日本代表っていう自覚を持って、責任を持って…。

このワールドカップで、このメンバーでもうやるしかないと思うので、3日前で色々びっくりするようなことだとは思うんですけど、もうここからはこのメンバーでやるだけかなと。しっかり責任持って、戦って、優勝しましょう」

遠藤がどれほどの思いで復帰を目指していたのかは、ABEMAのドキュメンタリー映像などからもうかがい知れる。それだけに感情的にチームメイトたちの前に立つのは難しい状況だったようだ。板倉はその心中を思い遣ると、思わず涙も見せていた。

迎えた14日の初戦で日本は、強豪オランダと対決。二度追いつき、2-2の引き分けに持ちこんだ。

新キャプテンになった板倉は、遠藤の名前が入ったユニフォームを掲げると、「まだまだこれから!ONE TEAM」とSNSに投稿。

遠藤も「よく追いついた、次勝とう」とSNS上でチームにエールを送っていた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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