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ライが悪いときはFWで打つのが超オススメ!そのワケとは?

  • 2026.6.13

ラフや傾斜ならFWがオススメです!今回はFWが得意になる打ち方と選び方を解説します。

ラフや傾斜ならFWが超オススメ!

ライが悪いときはFWで打つのが超オススメ!そのワケとは?
ラフはUT・アイアンよりもFW!

アイアンよりも飛距離ロスが少ない

ドライバーが曲がって、ボールがラフに・・・。次打はUT、もしくはアイアンで打つのがセオリーで安全確実といわれていますが、ラフや傾斜こそFWでのショットがオススメです。その理由は、芯とソールの広さにあります。

アイアンは芯をはずすと大きく飛ばなくなりますが、芯の広いFWはミスヒットしても飛距離ロスが少ない。ソールの広さはインパクトのしやすさにつながり、ダフってもヘッドが滑ってくれるのでボールをしっかりと拾えます。また、FWはシャンクする心配もありません。

やってみると、カンタンにグリーンに運べる。しかも確実性が高いとわかるはず。ラフからのFWのショットを積極的にトライしてください。

なぜかというと・・・・・・芯が広いから!

FWはアイアンやUTに比べて、ヘッドサイズが大きく芯が広いのが特徴です。サイズが大きいのでボールに当てるのに苦労せず、多少芯からずれて当たっても大きく飛距離をロスすることはありません。グリーンに乗らなかったとしても、「グリーンの近くまで運ぶことができる」そんなクラブなのです。

ライが悪いときはFWで打つのが超オススメ!そのワケとは?
3W or 5W(左)UT or IRON(右)

FWはソールが広いのも利点。UTやアイアンのように地面に刺さらず、ソールが滑ってくれるのでボールが拾いやすい

イチオシは5W

3Wと5Wの方をもっていてラフから球を出したい場合は5Wを選択。ラフから球を上げやすい

コンパクトスイングで飛距離を調整

ライが悪いときはFWで打つのが超オススメ!そのワケとは?
肩から肩の高さの振り幅のスリークォーターショットは、手先で加減しようとするとミート率が悪くなる。体を回して打とう。また、普段から練習をして距離感をつかんでおくことも大切

アマチュアの7番アイアンの飛距離は150ヤード前後、5Wなら180~200ヤードくらいですよね。7番アイアンで打つ距離を5Wで打てば当然オーバーしてしまいますが、それでも5Wで打ってみましょう。

飛距離のコントロールは、7、8割のスリークォーターショットで調整。スイングがコンパクトになるとミート率が上がるので、方向性アップにもつながります。コンパクトに振るとうまく当たらない人は、手打ちにならないように注意。おヘソの下の丹田に力を入れて、体を回して打ってください。

グリップエンドから指3本分あけて握ろう。短く握るとスイングが自然とコンパクトになるので、大振りを防げる

おヘソの下あたりの丹田にカを入れながらスイングする。輪を意識できて、体が安定するので体が回しすくなる

打ち込んでも大ダフリにならない

ライが悪いときはFWで打つのが超オススメ!そのワケとは?
これは無理でしょう・・・・これもいけちゃいます!(鈴木)

芝が短い、ボールが浮いているというときだけでなく、上の写真のようにボールの半分が沈んでいる状態でも5Wで打てます。深いラフでナイスショットの妨げになるのは、芝による抵抗です。そこで、芝の抵抗に負けないスイングをすることが大切になりますが、FWもアイアンと同じように打ち込んで打ってください。

クラブを少し短く持ったら、ボール位置は左寄りにセット。バックスイングでコックを入れたら、ダウンスイングでもコックをほどかずに打つ。こうすると、入射角が鋭角になるのでボールを上から打ち込めます。

アイアンでも同じように打ちますが、リーディングエッジから入れてもヘッドが刺さらないのが最大の長所。ヘッドがうまく入れば低めの弾道にはなりますが、きちんと飛ぶし、多少手前に入ってしまっても広いソールが滑ってくれるので、アイアンのような大ダフリにはなりません。

バックスイング中に素早くコックを入れてヘッドを鋭角に上げる。コックははどかずにキープし続けると、ダウンスイングの入射角も鋭角になるのでボール手前の芝を避けて打てる

スイング軌道や入射角は、バックスイングの通り道をなぞりやすい。バックスイングでコックを入れないと、深いラフでは芝の抵抗を受けやすい緩やか軌道と入射角になってしまう

スリークォーターショットはバランスがとりやすい

ラフは平坦ではなく、傾斜になることも多いですよね。さすがにきつい傾斜ならアイアンでしょう、と思うかもしれませんが、ここでも5Wでチャレンジしてください。

一番のポイントは、フルショットしないことです。アイアンだと番手なりや狙った距離を出すために大きく振りますが、バランスが崩れてミスヒットしやすい。大振りしなくても飛距離が出る5Wなら、バランスをキープして振れるので、傾斜でもミートして狙った方向へ打つことができます。

打ち方は、体を回して打つスリークォーターショットを基本としながら、それぞれの傾斜に「ここだけ抑えたい」というポイントがあるので、それを紹介します。

【ツマ先上がり】右ワキを締めて横振り

縦振りではなく、右ワキを締めて横振りでスイング。入射角が緩やかになるので、ヘッドを滑らせながら打てる

トップの上げすぎに注意。高く上げると上から打ち込む軌道になりやすいのでダフってしまう

ポールが高い位置にあるため、体との距離が近くなる。クラブをできるだけ短く持って体とボールとの間合いを調整しよう

【ツマ先下がり】ヒザを曲げて重心を下げ

足元が高く、ボール側が低いツマ先下がりは、ボールと体との距離がいつもより遠くなってしまう

両ヒザを深く曲げてボールとの距離を詰める。同時に重心を下げて、下げた状態をキープして振れば、伸び上がりが防げる

曲げたヒザの角度をしっかりキープして打つ。地面を打つ意識をもつと、ヘッドがボールにきちんと届く

【左足上がり】右足重心のままスイング

体重移動がしにくい傾斜。無理にしようとするとバランスが崩れるので、最後まで傾斜なりの右足重心をキープする

スタンスは普段よりも少しオープン。こうすると、右足重心で振ってもクラブをしっかり振り抜ける

【左足下がり】左ヒザを曲げて傾斜なりに打つ

ボールを上げようとするとダフりやすいので、左ヒザだけ深く曲げて左サイドが低くなる傾斜なる構えをとる。ヘッドも低くなった傾斜なりに振り出していく

打ち終わった後に歩き出すくらいのイメージで振ると、体重が右に残らない

いかがでしたか? FWをフル活用しましょう!

レッスン=鈴木悠介
●すずき・ゆうすけ/1990年生まれ、千葉出身。高校生からゴルフを始めて、卒業後はゴルフ場に勤務。26歳でプロテストに合格し、ツアープ口として活動。スイングの美しさに定評がある。

写真=高橋淳司
協力=木更津ゴルフクラブ

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