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【ダニを制する】夜行性のダニが出てきたところ一網打尽掃除は「科学」を応用して合理的に~梅雨の掃除~

  • 2026.6.13

朝掃除は気持ちがいいだけでなく、科学的な理由があります。
汚れに適した洗剤の使い分けなど、暮らしに役立つ科学を知れば家事がラクに時短に!
掃除・洗濯・料理の3つのテーマで、各分野のエキスパートに教わりました。

掃除・洗濯を教わりました
タスカジ ハウスキーパー
みけままさん
ハウスクリーニング歴は25年を超える。大手ハウスクリーニング会社に15年間勤務した後、現職。キッチンなどの水まわり掃除を得意とする。

掃除の基本、ほこり・ちりを制す

掃除は朝イチがチャンス !
フローリングの床掃除は朝イチが正解。ほこりやちりは、人の動きがなくなると、6~8時間かけて床に溜まります。起床後すぐ、家族が動き出す前なら、夜中に溜まったほこりやちりを、最も効率的に除去できます。
また、ほこりは部屋の隅や角など人があまり通らない場所に溜まりやすいので、隅から中央へフロアワイパーをかけましょう。

フロアワイパーは隅から。

ほこりが溜まりやすいのはココ!

ほこりのもとは、布や紙などの繊維のクズ。
人が多く集まるリビングや洗面所、寝具などの布製品が多い寝室、トイレットペーパーを使うトイレは繊維クズが落ちやすく、ほこりが溜まりやすい場所。

〈リビング〉

〈トイレ〉

〈寝室〉

〈洗面所〉

窓を開けるのは掃除の後に

起床してすぐや、掃除中に窓を開ける人も多いでしょう。が、実は逆効果。
部屋の空気が動くと床へ落ちていたほこりが空気中に舞い上がって、取り除きにくくなります。換気するのは、掃除が終わってからがベストタイミングです。

空気清浄機は24時間ほこり・ちりをキャッチ

空気清浄機にはほこりやちりをキャッチするフィルターがついているため、各所に空気清浄機を置いて24時間運転させるのも有効。
ただし、フィルターは、定期的な掃除や交換が必要。
目詰まりしていると空気を吸い込む力や集塵能力が低下し、故障の原因になります。

ダニは夜行性帰宅直後の掃除機が有効

ダニは基本的に夜行性。夜間や暗い場所で活動が活発になり、人の皮脂やフケを求めてソファや布団の奥から布繊維の表面へ出てきます。
そのため、掃除機は夜の暗くなった帰宅直後が狙い目。表面に出てきたダニを効率的に除去できます。
ちなみに、布団などの天日干しは、ダニの増殖を抑制する、湿気除去の効果が期待できます。

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汚れ落としは“性質”を知るとラク

洗剤はpH(酸性かアルカリ性)が異なり、汚れの性質に合わせて使い分ける必要があります。
お風呂や洗面所の水アカには「酸性」のクエン酸、油汚れには「アルカリ性」の重曹やセスキ炭酸ソーダ、漂白・除菌には「強アルカリ性」の過炭酸ナトリウムが適しています。

カビは「温度・湿度・養分」の三拍子で発生

カビは「温度20~30℃」「湿度60%以上」「汚れ(栄養源)が豊富」という3つの条件がそろうと急増。
そのため、水まわりは水気を拭き取り、換気扇で空気を循環させ、湿度を下げることに注力しましょう。特に湿度が高くて汚れが豊富な風呂場は24時間換気がおすすめです。

カビには塩素系漂白剤を

浴室の頑固な黒カビには、塩素系漂白剤が有効。
主成分の次亜塩素酸ナトリウムは強力な漂白・殺菌作用を持つアルカリ性の洗浄剤。カビの菌糸を分解し、根元から除去・漂白します。
酸性洗剤と混ざると有毒な塩素ガスが発生するため、換気して単独で使用すること。

空気を嫌う菌も! におい対策は密封しない

排水口はフタをしない

排水口のヌメリや悪臭の原因は嫌けん気き 性せい菌きん。
空気が少ない環境を好むため、排水口で繁殖します。排水口はカバー(フタ)とカゴを外して通気をよくし、100均などで販売されている水切りネットの装着リングに替えましょう。ゴミが溜まったらネットを取り替えるだけで済み、
ヌメリ掃除から解放されます。

フタなしのゴミ箱がおすすめ

生ごみの悪臭は、酸素がない環境を好む嫌気性菌が、生ごみの水分を分解して硫化水素やアンモニアを出すことで発生。
密閉すると嫌気性菌が繁殖し、かえって臭いが強くなるため、生ごみは水気をよく切り、フタのないゴミ箱を使って蒸れない状態を心がけて。

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生ごみには重曹をかけて消臭

フタのないゴミ箱には、重曹を使って消臭・防臭対策を。重曹は弱アルカリ性なため、生ゴミなどの酸性の臭いを中和して臭いを防ぎます。
ゴミ袋の生ゴミの上に、重曹を大さじ1杯ほどふりかければ、手軽な消臭剤に。

photograph: Yumi Furuya[sorane] styling: Kyoko Toyoshima illustration: Yuko Kawason text: Mizuki Sakaguchi

大人のおしゃれ手帖2026年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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