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妻「熱が高くて」→「そんなことより、俺の夕飯は?!」と非常識な言葉をぶつける夫。後日、私が突きつけたのは

  • 2026.6.13

寝込む私に放たれた一言

子どもが生まれてから、夫は外でこう言って回っていた。

「うちは俺も育児めっちゃやってるよ」

実際は、おむつ替えも夜泣きの対応も、ほとんど私ひとりだった。休みの日に三十分だけ子どもを公園へ連れ出して、帰ってくるなり言う。

「いやあ、今日は育児で疲れたわ」

その日、私は朝から高熱で起き上がれなかった。ふらつく頭で、なんとか子どもの世話だけはこなしていた。夜、帰宅した夫がリビングに入ってくる。私は布団から声を絞り出した。

「ごめん、今日ちょっと熱が高くて……」

「そんなことより、俺の夕飯は?!」

耳を疑った。労りの言葉も、体調を気遣う一言もない。

「……今日は無理。動けないの」

夫は不満そうに鼻を鳴らして、コンビニへ出ていった。天井を見上げながら、私の中で何かが静かに切り替わった。

紙一枚に書き出した現実

後日、熱が少し引いた私は、一枚の紙に普段の家事と育児をすべて書き出した。

夜間授乳、おむつ替え、離乳食、寝かしつけ、保育園の準備、洗濯、掃除、買い出し、病院。時間まで添えて、びっしりと埋まった紙を、夫の前に静かに置いた。

「これ、私が毎日やってることね」

夫は紙を手に取り、目で追ったまま黙り込んだ。

「…こんなにあるのか」

「育児やってる、って言ってたよね。これのどれをやってくれてた?」

夫は答えに詰まり、言いかけて口を閉じた。紙を持つ手が、わずかに下がっていく。視線が、上から下へと何度も往復していた。

「公園に連れて行っただけで、疲れたって言ってたよね」

追い打ちのつもりはなかった。ただ、事実を並べただけだった。

「正直、こんなにやっていたとは思わなかった」

絞り出すような声だった。

ちょうど来ていた私の母が、横から穏やかに口を添える。

「この子、ずっと一人で抱えてたのよ」

夫は母から目を逸らし、小さくうなずくしかなかった。いつも自信たっぷりだった顔から、すっかり余裕が消えていた。

立場が入れ替わった食卓

その翌朝から、夫は変わった。私が何も言わないうちに子どもを着替えさせ、保育園バッグの中身を確認している。

「これで足りてる?他にやることある?」

あの紙を見るまで、夫はこんな質問を一度もしたことがなかった。

「夜泣き、今日は俺が起きるから寝てて」

かつて「俺の夕飯は?」と言い放った人とは思えなかった。むしろ、私の顔色を気にして先回りするようになった。

「はっきり見せて、よかった」

そう返すと、夫はばつが悪そうに目を伏せた。我慢して飲み込むより、紙一枚を突きつけたほうが、よほど効いたらしい。あの夜の悔しさは、今ではすっかり立場の逆転に変わっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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