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「あなたの家、ゴミ捨て場だから安いのよ」と侮辱してきた近隣住民。だが、近所の奥さんの一言で黙り込んだワケ

  • 2026.6.12

家の角がゴミ収集場所だった

新居に引っ越してきて数日後、自宅の角が近隣のゴミ収集場所になっていると知った。

前に住んでいた方が、厚意で場所を貸すことを認めていたらしい。

「ここの角、ずっとここで使ってきたから」

当然のように言われて、正直、抵抗はあった。

それでも越してきたばかりの立場で強く反対もできず、私たちもそのまま了承した。

「まあ、皆さんが困るなら仕方ないよね」

夫はそう言ったが、回収のたびに袋が積まれていく光景には、なかなか慣れなかった。

せめて一言、感謝でもあれば気持ちは違ったと思う。けれど誰もが当たり前のように使い、誰一人として声をかけてはこなかった。

斜め前の女性の一言

ある回収日の朝、ゴミを出していると斜め前に住む女性が通りかかった。

前から少し苦手なタイプの人だった。

「あなたの家、ゴミ捨て場だから安いのよ」

聞き間違いかと思った。けれど女性は得意げに続けた。

「だってそうでしょ。皆が嫌がるのを引き受けてくれてるんだもの」

「…そういうものですか」

それだけ返すのが精一杯だった。ご近所付き合いを考えると、その場で言い返すことはできない。

袋を置く手だけが、いつもより乱暴になった。

悔しさを抱えたまま家に戻ったが、その様子を、すぐ近くで別の奥さんが見ていたのだった。

見ていた奥さんの一喝

翌週の朝、同じようにゴミを出していると、また斜め前の女性が近づいてきた。そして前と同じ調子で口を開きかけた。

「ほんと、ここのお宅は安く買えてよかったわよね。だってゴミ置き場…」

そこへ、回覧板を抱えた近所の奥さんが割って入った。長くこの一帯に住む、皆が一目置く人だった。

「ちょっと、それは違うでしょう」

奥さんはまっすぐに女性を見た。

「こちらはご厚意で場所を貸してくださってるのよ。あなたの家も、毎週そこに出してるじゃない」

女性の顔から、すっと得意げな色が引いていく。

「皆が世話になっておいて、安いだの何だの、よく言えたものね」

女性は何か言い返そうと口を動かしたが、言葉は出てこなかった。

気まずそうに目を伏せ、そのまま足早に去っていく。残された私に、奥さんは穏やかに笑いかけた。

「気にすることないからね。皆、本当はありがたいと思ってるのよ」

あの日飲み込んだ悔しさが、その一言でようやくほどけた。あれ以来、斜め前の女性は私と顔を合わせるたびに、そっと目を逸らすようになった。

角がゴミ置き場であることは今も変わらない。それでも、あの朝の一喝だけは胸に残り続けている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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