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メッセージアプリのアイコンを彼に相談したら、候補が自販機と鳩と食べかけのたい焼きだった話

  • 2026.6.11
ハウコレ

理由を聞いても彼は「深い意味はないよ」と言うだけでした。風変わりな候補に戸惑いながらも、私はその一枚を消せずにいたのです。彼のセンスには、私の知らない理由が隠れていました。

候補を頼んだはずが

メッセージアプリのアイコンを変えようと思い立ったものの、自分ではなかなか決められませんでした。そこで彼に、「アイコンの候補、いくつか選んでくれない?」と送ってみたのです。

彼は写真をよく撮る人なので、きっとおしゃれな一枚を見つけてくれると思っていました。けれど届いた候補は、私の予想とは大きく違っていたのです。

どれも風変わりで

一枚目は、道端の自動販売機を写したものでした。少しピントがずれていて、何を撮りたかったのかもよくわかりません。

二枚目は、公園の地面をついばむ鳩。

三枚目にいたっては、頭の部分をかじった食べかけのたい焼きでした。どれもアイコンにするには風変わりで、おしゃれとは程遠いものばかりです。彼のセンスが、急にわからなくなってしまいました。

「深い意味はないよ」

気になって、「ねえ、この自販機の写真は何?」と聞いてみました。すると彼からは、「深い意味はないよ」とだけ。鳩もたい焼きも、理由をはぐらかされてしまいました。それでも何度か尋ねていると、彼はしばらくして、「全部、好きな写真だっただけ」と送ってきました。

好きな写真。その文字だけが、妙に目に焼き付いていました。

そして...

結局、私は自販機の写真をアイコンに選びました。おしゃれではないけれど、彼が好きな写真と言った一枚を、なんとなく消したくなかったのです。彼があの候補に何を込めたのか、私にはまだわかりません。

けれど、ただ変なだけではない気がしています。今度ふたりで出かけて、あの自販機の前を通ったら、もう一度だけ理由を聞いてみようと思います。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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