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「やめておけばよかった」良かれと思った再婚で崩れた絆。「嫌いじゃないけど」家を飛び出した息子の一言にハッ

  • 2026.6.9

筆者の友人・M美は息子が1歳の時に離婚し、その後、息子が8歳の時にお付き合いしていた男性と再婚しました。良かれと思って決めた再婚でしたが、今となってはある理由で「やめておけばよかった」と後悔しているそうです。

画像: 「やめておけばよかった」良かれと思った再婚で崩れた絆。「嫌いじゃないけど」家を飛び出した息子の一言にハッ

再婚の理由

私が再婚を決意した理由は、息子に父親が必要だと思ったからです。
お付き合いしていた男性もシングルマザーの私の状態を理解し、息子のことも可愛がってくれたため、思い切って決断しました。

最初は良かったのですが、少しすると息子が反抗期に。
夫は息子に対する言葉や態度がとてもキツくなりました。
何を言っても反抗されることに腹を立てた夫は、息子を無視するようになり「好きにしろ」「バカはほっとけ」など、ひどい態度をとるようになったのです。

最悪の結果

息子と夫の関係は悪化する一方……。
息子は「こんな家にいたくない」という理由で、高校卒業と同時に家を出てしまいました。

夫は反抗的な態度をとり続ける息子を完全にシャットアウト。
私は盤石だと思っていた息子との関係が崩れてしまい、気持ちがひどく落ち込むようになってしまったのです。

息子の本音

そんなある日、用事があって家に帰ってきた息子と話すことができました。
息子は「母さん、どうしたの? ずいぶん瘦せたよね?」と心配そうな顔。
私は久しぶりに息子との時間が持てて、少し気分も上向きになりました。

結婚しようと思っている人がいるとを聞き「お母さんは失敗しちゃったけど、あなたは幸せになってね」と言った私。
すると息子は「母さんは俺に寂しい思いをさせないように再婚したのかもしれないけど、俺は全然寂しくなんかなかったし、何なら母さんと2人で生活している時の方が楽しかった。義理とはいえ、父親に自分のことを否定されたり、無視されたりするよりは、そっちの方が良かった。母さんのことが嫌いなわけじゃない。でも、この家にはいたくなかった」と言ったのです。

母の後悔

息子をこれだけ傷つけてしまったこと、自分の勝手な思い込みで振り回してしまったこと。
息子は「この年になって母さんが俺のためを思って再婚してくれたんだろうなって思えるよ」と言ってくれましたが、私は取り返しのつかないことをしてしまったと心底後悔しています。

息子にとって父親という存在は絶対ではなく、きっと私と2人の生活に満足していたんだと思います。
良かれと思って決断したことでしたが、今となっては「やめておけばよかった」と悔やまれてなりません。

【体験者:50代女性・パート、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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