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20年前の赤ちゃん、座れるかな?「居場所はここだよ」家族になった君の椅子がつなぐもの

  • 2026.6.6

生まれたばかりの赤ちゃんに、北海道の木で作ったベビーチェアをプレゼントする「君の椅子」の取り組みが、2026年で20年を迎えました。

初めて椅子を受け取った赤ちゃんは、2026年で20歳に。
カメラが見つめた家族と椅子の成長記録です。

生まれてきてくれてありがとう

Sitakke

それは、生まれて初めてのバースデープレゼント。

赤ちゃんに贈られたのは、北海道産の木で作られたベビーチェア「君の椅子」です。
生まれたばかりの赤ちゃんたち、座れるかな?

「テレビに映るかもよ~。いや~泣くのかい。かわいくステキに育ってほしい」

「かっこいいと思う。この子の成長と一緒に、椅子も成長できたらいい」

椅子には、赤ちゃんの名前と誕生日、ふるさとのマチの名前が刻まれています。

Sitakke

"生まれてきてくれてありがとう"

赤ちゃんへの感謝が込められています。

「君の椅子」は2026年で20年。取り組みの輪は、全国13のマチにも広がっています。

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20年前、最初に椅子を受け取った赤ちゃんは…

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こんなに立派に成人を迎えました。

20歳になった、あのときの赤ちゃんたち

Sitakke

2026年に20歳に。ともに過ごした「君の椅子」も20歳になりました。
大人になった赤ちゃんたち、座れるかな?

東川町の菅原惟月さんは恐る恐る…。

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「大丈夫かな。壊れないかな…フィットしています。この椅子を見ると小さいころを思い出す。20年経ったんだな、このマチで育ってきたんだなとしみじみと感じた」

同じ東川町生まれの竹内汐織さん、実はいつも使っているのだとか。

「いつも靴を履くときに使っています。これから生きていく間、何があるか分からない。ですけど『自分の居場所』を作ってくれた人がいることを忘れないでいたい」

石戸谷琉翔さんは…

Sitakke

「ギリギリ座れます。いっぱい落書きして遊んだ思い出がある」

Sitakke

石戸谷琉翔さんは、札幌の大学に通っています。
「君の椅子」は東川町の実家にあり、座ることはありませんが、帰省して傷や落書きだらけの椅子を見るたび、幼いときのことを思い出します。

無我夢中の20年 母は今も「君の椅子」と一緒に

Sitakke

当時5歳の琉翔くん。

「きつい!座り心地、ここがちっちゃい、前は、ちょっきりだった」

そんな映像をみて母・石戸谷麻生さんは「懐かしい…。全然覚えていない。必死に子育てしていたので」と話します。

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3人の息子の子育て、無我夢中の20年でした。

「毎日見ていて、『君の椅子』が息子の居場所と感じていたわけではないが、子どものがんばりで私もがんばれた」

遊ぶときも、ごはんを食べるときも。
「君の椅子」は、子どもたちに寄り添いました。

Sitakke

麻生さんは、息子の巣立ちを機に自宅で生花店を始めました。
琉翔さんの「君の椅子」も一緒です。

Sitakke

「この椅子が3つ置いてあったら、きっとすごく思い出すだろうし、私もここでがんばっているし、子どもたちも遠く離れてがんばっているし。距離はすごく遠くなるけど思っている思いはずっとここにあるよ」

Sitakke

琉翔さんは、照れながらも母親に感謝を伝えます。

「どこまでも自分たちのことを第一に考えてくれる。そういう思いがあるんだなと感じる。自分にとっては貴重な思い出の1個です」

「君の椅子」は家族。母親思いのやさしい青年です。

Sitakke

そして、君の椅子は2011年、あの日、あの場所で生まれた104人の赤ちゃんのもとにも。
我が子の誕生を素直に喜べなかった…家族たちに寄り添ってきた15年を後編の記事でお伝えします。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年5月5日)の情報に基づきます。

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