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吐いた息子の看病中、義母が突然現れ息子をパシャッ!「え、なんで撮ったの?」理由にドン引きしたワケ

  • 2026.5.27

長男が生後10カ月のころ、義両親と二世帯住宅での生活がスタートしました。義母はもともと自己顕示欲が高いタイプ。SNSを始めてからはさらに承認欲求も強くなり、当時SNSで「ていねいな暮らしをする理想の祖母」を演じることにハマっていたようなのですが……。

嘘だらけのSNS投稿に義母が自滅したワケ

もともと「自分がいかにすぐれているか」を誇示したいタイプの義母。「無添加・天然素材・季節のしつらえ」をモットーとする「ていねいな暮らしの理想の祖母」というキャラを確立するのに、時間はかかりませんでした。

リネンや天然コットンの洋服、庭で育てたハーブを添えた食卓。義母は、「これこそが本当の豊かさ。今の若い人は忙しさに負けて、大切なことを見失っているわね」などといった投稿を繰り返し、瞬く間に3,000人のフォロワーを集め、それが彼女の唯一のアイデンティティであり、絶対的な誇りになっていたのです。

しかし、義母の投稿の「素材」の多くは、私たちの暮らしの盗用でした。もともと料理が好きで、見栄えを意識した食事の用意をしているのは私。長男が着ていた天然素材の服も、私の友人がプレゼントしてくれたものです。私が時間をかけて作った離乳食のストックも、義母はさも自分が作ったかのように撮影し、「孫のために無農薬野菜で手作り。お嫁さんは忙しいみたいだから私が頑張らないと(笑)」と投稿。何もかもが嘘でモヤモヤしましたが、波風を立てたくなくて、私は見ないふりをしていました。

しかし、義母の暴走はエスカレートします。長男が熱を出し、嘔吐をした日、私が吐いたものの処理や着替えなどの対応に追われていると、義母が勝手に寝室に入ってきて息子の顔をパシャリと撮って、すぐに部屋を出て行ったのです。何か手伝ってくれるわけでもなく、なぜこんなときに写真? と思いましたが、私は目の前のことに必死でした。

数日後、長男の調子が戻ってSNSをふと確認すると、義母のアカウントから「孫が熱なのに、お嫁さんは隣の部屋で看病と言いながらスマホ三昧。かわいそうな孫……私が代わってあげたい」という投稿が見つかったのです。それまでの嘘ももちろん嫌でしたが、必死に看病しているときに「ダメな母親」に仕立てられたことに、さすがに我慢ならなかった私。「この投稿、お義母さんですよね。事実と違います。削除してください」と抗議しました。しかし義母は、「あら、フォロワーのみんなも私を応援してくれてたのよ? あなたの名前を出しているわけじゃないんだし、いいじゃない」と、義母は鼻で笑うだけ。削除はしてくれません。

この人には何を言ってもダメだ……と諦めかけたその直後、義母のスマホの通知が鳴り止まなくなりました。実は、義母が投稿した写真の隅に、私が書いた詳細な看病記録が写り込んでおり、あるフォロワーが気づいた模様。その看病記録には、投稿の数分前まで「14:00検温…39.5度、14:05嘔吐」といった壮絶な記録が数分刻みで書かれていました。

それを見たフォロワーは「この写真、14:10にアップされてますよね? 記録にはそのわずか5分前に『嘔吐』ってある。吐いたものの片づけとかもあるはずだし、何より嘔吐してつらいお孫さんがいるのに、それを放ってスマホで文章を打って投稿していたってことですよね? そんなときにSNS優先ですか? 怖すぎます……」というコメントがついたのです。

さらに追い打ちをかけたのが、義母の唯一の自慢だった「フォロワー3,000人」の正体でした。実はフォロワーの中に、義母の虚栄心を見抜いていた親戚や近所の知人たちもいたようなのです。すぐにコメント欄は、「ずっと思ってたけど、お嫁さんお料理じょうずだから、過去の料理投稿もお嫁さんの作ったものなんじゃないかな」「この投稿の日、お嫁さんが病院に連れて行くのを見ましたよ。スマホ三昧は嘘では?」と、暴露大会場と化したのです。

義母は「誹謗中傷だ!」と発狂しましたが、それはあとの祭り。コメント欄はさらに炎上し、近所でも「嘘つきおばあちゃん」と噂になり、義母は恥ずかしくて外も歩けない状態になってしまいました。

騒ぎを知った夫に、私は初めてこれまでの投稿の保存画面を見せ、全てを打ち明けました。夫は、「家族を自分の飾り道具にするな!」と激怒。夫の手によってアカウントは削除され、二度とSNSに触れないという誓約書を書いてもらうに至りました。それからも同居は続けていますが、失った信用は大きく、今でも義母のスマホは定期的に夫がチェックしています。

SNSでの承認欲求は、ときに家族を傷つける凶器に変わるのだと実感した今回。これからは「波風を立てない」こと以上に、大切な家族の尊厳を守るために、不当な嘘には毅然と立ち向かう強さを持ちたいと思います。虚飾にまみれた「ていねいな暮らし」ではなく、嘘のない誠実な毎日を大事にしたいと感じた出来事でした。

著者:谷 ふみ/30代・ライター。中学2年生と小学5年生、6歳の3人の男の子を育てるママ。仕事に家事、育児に追われる毎日。子ども達が寝静まったあと、ひとりでドラマや映画を見るのが楽しみのひとつ。

作画:sawako

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

ベビーカレンダー編集部

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