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「最近、体調悪いから先に行って」毎朝迎えに来ていた小学生が突然放った一言。母親として抱えた葛藤

  • 2026.5.28
「最近、体調悪いから先に行って」毎朝迎えに来ていた小学生が突然放った一言。母親として抱えた葛藤

毎朝の当たり前が変わった朝

息子は小学生になってから、近所の同級生と毎朝一緒に登校していた。

その子とは入学当初から気が合ったらしく、うちに迎えに来ては二人で仲よく歩いていく。

私も玄関先で見送るのが日課になっていた。

特別なことは何もない、ただの朝の風景。

でも、それがあることで一日が始まる感じがあった。

先週末、玄関先でその子が言った。

私も横にいた。

「最近、体調悪いから先に行って」

息子は「そうなんだ、大丈夫?」と答え、「わかった、そうするね」と続けた。

その子は軽く頷いて、足早に自分の家の方へ戻っていった。

私は何も言えなかった。ただ見送るだけだった。

先に行った息子の背中を目で追いながら、頭の中でその言葉を繰り返していた。

どこか他人行儀な言い方が、少しだけ気になった。

答えが出ないまま仕事へ向かう

息子を見送ってから、仕事へ向かう支度をした。でも気持ちはずっとあの玄関先に残っていた。

もしかして、もう一緒に行きたくなくなったのかもしれない。

理由をうまくつけて、自然に距離を置こうとしているだけではないか。

子どもが「体調が悪い」と言うとき、それが本当のことである場合も、そうでない場合もある。どちらかは外からではわからない。

息子は気にした様子もなく学校へ向かった。きっとそこまで考えていない。

同い年の子どもにとって、友達関係は日々変わるものだし、気にする方が大げさなのかもしれない。

でも親の私は、小さなことが頭から離れなかった。電車に乗っても、会社のデスクに座っても、あの「先に行って」という言葉が浮かんでは消えた。

息子が帰ってきたら様子を聞こうかとも思った。でも聞いてどうなるという気もした。「あの子と仲良くしてる?」なんて聞いたら、逆に息子に余計なことを意識させてしまうかもしれない。

子ども同士のことに親がどこまで踏み込んでいいのか、答えが見つからないまま、その日は終わった。

翌朝も、その子は迎えに来なかった。息子は何も言わず玄関を出ていった。私はまた一人で見送った。

もしかして、息子はもうあのグループからハブられてしまったのかもしれない。

そう思った瞬間、胃のあたりがすっと冷たくなった。子ども同士のことだから親が騒ぐべきではない、と何度も自分に言い聞かせた。

子どもの友達関係に正解はない。でも、「何でもないかもしれない」と頭でわかっていても、引っかかりはしばらく消えそうになかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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