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札幌・円山に癒しの湯…こだわりはおばあちゃんの靴下?どさんこおじさん「あとむ」が満喫

  • 2026.5.24

HBCテレビ『今日ドキッ!』でお伝えしているシリーズ企画「消えゆく銭湯シリーズ」。今回は札幌市中央区の円山温泉です。
リポーターは、どさんこおじさんのモノマネでSNSで大バズリ中の和寒町出身のピン芸人、あとむさんです。円山温泉の魅力を探りに湯(ゆ)きました。

“どさんこおじさん”あとむが湯(ゆ)く円山温泉

Sitakke

「待たせて悪いね。悪い悪い。今日はね、新しいところ行くから。「円山温泉」ちゅうね、見てみ、これ…旅館みたいな場所でしょ? ここがまず、いいんだわ」

「円山といったら円山マダムがね、こぞって集まる。キャメラマンもやっぱりここ好きだべ?な?円山マダムに目がないキャメラマンな」

のれんに書かれていた「われてもすゑにあはむとそおもふ」が気になるあとむさん。
しかし…

Sitakke

「意味は…もう風呂入れっちゅうことだから」

ちなみに、正しくは『小倉百人一首』の和歌で「またこの銭湯で会いましょう」というような意味だそうです!

「今日は靴はね、いろいろあるんだけど、5番のね、セギノールだな。両打だから、両打なら誰でも好き。5番が空いてたのうれしいな、お邪魔しますよ」

今回お邪魔するのは、1979年(昭和54年)創業の地元に愛される銭湯、円山温泉。
店主の二木幸子さんにお話を聞くことに。

Sitakke

名前の由来を聞くと「たまたま円山にあるからですよね」とのこと!

円山温泉のこだわりも聞いてみました。

Sitakke

「おばあちゃんの靴下。常連のおばあちゃんがね、暇つぶしに編んでくれて。履きなさいっていっぱいもらった。皆さん喜んで買ってくれるんです。なので、この売り上げをおばあちゃんのお風呂代にしています」

脱衣所チェック!

Sitakke

お風呂をいただく前に円山温泉の脱衣所をチェック!

「なかなかきれいでね。シンプルな作りでなかなかいいんだこれ。…して見てこれ。普通はね、ロッカーとかに服入れるでしょ?だけどここはカゴにね、無造作に置いていくっていうね。お前らちゃんとそれぞれでしっかり縄張り張って、それぞれの信頼のもとしっかりやれよって。こういうスタイル好き」

「近すぎてもいやだし。いい距離感で角取って。オセロのようにね、みんなそれぞれ自分の置きたいところにおいて」

次に注目したのはマッサージ機!

Sitakke

「…して、これ何がいいって、今もうなかなかないよ。だからもうその辺のね、マッサージ機ではもう快楽を得られなくなってきちゃうから、最後の手段で。昔のやっぱこの革のね、これがやっぱいいわけだからね」

「バカになるのは難しい」

Sitakke

お風呂上がりのパン店を営んでいる常連さんとお話ししました。

「もう、80だよ」とおっしゃる姿にびっくり!

「80!80?ほんとですか?ただものじゃないですね、全部ウソついてますね。本当にパン屋もウソでしょ?ボディビルダーでしょ?格闘家でもあるでしょ。ジム経営されてるでしょ?若さの秘訣はやっぱ、こう銭湯で」

「まあそうだろうね」

「お父さんの若さのせいで大量にお客さんやってくるんじゃないですか?常連さんと結構仲良くなったりとか」

「仲良くなってる。俺は誰とでもしゃべるから、誰にでも声かけるから。世間話とか、エロの話とかさ」

そして、ここで思わぬ金言が。

「人間さ、バカができないとダメなんだ。でもバカになるって難しいんだよ」

これがとっても刺さったあとむさん。

常連さんは「人生楽しく生きないと損だよ。1回しかないんだから」と話します。

「お父さんにとっては、この銭湯は楽しい?」と聞くと「銭湯から家に帰って、ビール5~6本飲んで寝て」と笑顔でした。

3代で通っています!

Sitakke

お風呂に入ってみると…
熱湯もぬる湯も…サウナと水風呂も!

早速湯船につかろうとしたところ…お子さんを見つけて話しかけてみることに。

「よく来るの?お父さんと来るの?」
「うん」

「銭湯は好き?」
「うん」

「どういうとこが好き?」
「サウナがあるところ」
「サウナ好きなの?サウナ熱くない?これ結構おじさんたちサウナ好きだけど。もう結構サウナ好きなの?だいぶエリートだね」

Sitakke

するとお父さんも…

「一緒に来れるのは幸せですね」

あとむさんが「だいぶ英才教育ですよね」と話すと。

「とんでもないです僕も小さい頃、父親についてきて。銭湯も少なくなって残念なんですよね。ここは残ってくれているんで」

「三世代で入れるまで残ってほしいですね。いやーステキな親子ですね。ありがとね」

さあ、ゆったりとお湯につかりましょう。

Sitakke

「ああ、これはいいわ。やっぱ家の風呂よりもこうやって足伸ばせるっちゅうのはね、これはいいわ、これ」

「次、薬湯だからね。こっちはね、だいぶちょっとこっちよりは、ちょっとぬるめというか。薬湯はやっぱり長く入りたいからね。これぐらいの温度がやっぱりいいわけ。浸透してくる感じがこれまたバッチグーでございます」

Sitakke

いつまでも続いてほしい、幸せを沸かす癒しの湯を満喫。

「いやーいい風呂だったな。これな。良すぎてお前これ靴下買っちゃったもん、これ。さすがに俺履けないからちょっと母ちゃんにな、土産で渡して。今日はちょっと風呂気持ちよかったから、ちょっとビールちょびっとだけ飲むか。まあ5~6杯ぐらいな」

Sitakke

かつて札幌市内に250軒以上あった銭湯は、現在26軒。
あとむさんと話をした常連の男性は、普段は円山の人気パン屋さん「パリジャン・サガ」の店主として早朝2時から働いているそうです。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年4月10日)の情報に基づきます。

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