1. トップ
  2. エピソード
  3. 勝手にお菓子を漁るお友達。「見つけるの上手だね♡」と褒める親。距離を置いた『決定的な出来事』

勝手にお菓子を漁るお友達。「見つけるの上手だね♡」と褒める親。距離を置いた『決定的な出来事』

  • 2026.5.24

これは筆者自身の体験です。5歳の息子とその友達A君とのお菓子にまつわる出来事がきっかけで、子ども同士の付き合い方や親の価値観の大切さを改めて考えさせられました。息子の気持ちに気づいた瞬間、無理に付き合うよりも、子どもが安心して過ごせる環境を守る重要性に気づかされた出来事です。

画像: 勝手にお菓子を漁るお友達。「見つけるの上手だね♡」と褒める親。距離を置いた『決定的な出来事』

息子とA君の食べ物トラブル

我が家の5歳の息子には仲良しのお友達、A君がいます。A君はお菓子が大好きで、いつも食べ物の話題になると目を輝かせて話しかけてきます。ある日、息子とA君が遊んでいるときA君がうちの戸棚にあったクッキーを見つけ「これちょうだい!」とおねだりしてきました。息子も「それ食べたい!」と嬉しそうに言って、私もつい「じゃあ、おやつにしようか」とお菓子を出しました。

A君の食欲に驚き→少しずつ感じた違和感

クッキーをあげると、A君はあっという間に食べ終わり、次々に「これも食べたい!」とお菓子を要求し始めました。最初は微笑ましいと思っていたのですが、そのうち私も少し驚いて、心の中で「これはちょっと違うかも……」と思うように。さらにA君がリビングに置いてあったお菓子袋を見つけて指さし「これも欲しい!」とお願いしてきたとき、少し困惑してしまいました。

親の対応に違和感→私の中でモヤモヤ

A君のお母さんは、ニコニコと「見つけるの上手だね〜」と笑うだけで、「よそのお家では我慢しようね」といったフォローはありません。私はその対応に少しモヤっとしました。その後、A君が来る度に食べ物に関して同じようなことが繰り返され、だんだん親としての立場でもっと強く言うべきなのか悩むようになりました。

ついに限界→息子の気持ちに気づいた瞬間

決定打となったのは、ある日の出来事でした。A君が来たとき、当然のようにキッチンに入り、「あれ? ここかな?」と勝手に引き出しを開けてお菓子を探し始めたのです。「勝手に開けるのはやめてね」と言いましたが、A君はきょとんとした表情。その横で、A君のお母さんは笑いながら「見つかっちゃったね〜」と言ったのです。その瞬間「これはもう無理だな」と感じました。さらに、その日の夜。息子が「A君がどんどんお菓子欲しがるの、本当はちょっと嫌だった」と話してくれました。その言葉で私だけではなく息子も違和感を感じていたことに気づきました。

価値観の違い→親の対応が大切

その後、A君とは距離を置くようになり家で遊ぶことはなくなりました。これを通じて感じたのは「子ども同士が仲良し=安心して付き合える」わけではなく、親同士の価値観や対応がとても大切だということ。無理して付き合うより、子どもが安心して過ごせる環境を守ることが大事だと気づかされました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

元記事で読む
の記事をもっとみる