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俳優【荒井啓志】「愛の、がっこう。」で変わった俳優としての意識―“朝ドラ”出演や主演作品への想いも語る

  • 2026.5.21

<後編はこちら>

「“朝ドラ”にしかない世界観に、自分が入れることがうれしいです」

荒井啓志さん

──NHK連続テレビ小説への出演が決まったときは、どんな気持ちでしたか?

「最初は全然実感が湧かなくて、“どんな雰囲気なんだろう?”ってずっとワクワクしていました。“朝ドラ”って、自分の中では普通のドラマとはまた違うイメージがあって、“朝ドラ”にしかないほのぼのとした空気感、世界観みたいなものがずっとある印象なんです。だからこそ、自分がいざそこに入って撮影する側になるっていうのが、本当に想像つかなかったんですけど、シンプルにうれしかったですね」

荒井啓志さん

──ご家族にはもう報告されましたか?

「いや、まだしてないんですよ。あまり自分から「作品決まったよ」って言わないタイプで。SNSとかで情報を見た家族からLINEが来ることの方が多いです(笑)。なんか、自分から言うのがちょっと恥ずかしいんですよね。でも、きっと喜んでくれるだろうなとは思っているので、“朝ドラ”に関してはあえてちょっとためてから言おうかな」

──(笑)。以前出演された『愛の、がっこう。』のときも報告はしなかったのでしょうか?

「そのときは、たまたま撮影前に実家へ帰るタイミングもあり直接伝えました。「次の作品何?」って聞かれたので、「レギュラー作品決まったよ」って。すごく喜んでくれていましたね」

荒井啓志さん

──俳優として作品を重ねる中で、意識が変化した瞬間はありますか?

「ドラマ『愛の、がっこう。』の現場では、先輩方の“台本の解像度”の高さにすごく驚かされて、自分自身の役に対する向き合い方が変わった気がします。もちろん、それまでにもすごいなと思う瞬間は何度もあったんですけど、あの現場では特に感じて。台本をどれだけ深く読み込んでいるか、役への向き合い方など、一つひとつの密度が本当に高かったんです。それを見てから、以前よりももっと深く考えなきゃいけないなと思うようになった気がします」

──今後、役者として挑戦してみたいことはありますか?

「アクションシーンを演じてみたいです。高石あかりさんがアクションをされている作品を見て、印象強くかっこいいなと思って。僕はまだちゃんとやったことがないので、いつか挑戦してみたいですね」

「意外とネガティブ。でも、少しだけある自信を信じて頑張っています」

荒井啓志さん

──現場では“楽しい”と“大変”どちらの感情が大きいですか?

「最初に来るのは、楽しいよりも大変ですね(笑)。セリフを覚えるのも、役をつくるのも、毎回難しいなと思います。壁にぶつかることも多いので。でも、不思議なんですけど、全部終わったあとには「あ、楽しかったな」って思うんですよね。この年齢になってもわからないことやぶつかることがたくさんあるって貴重だし、楽しいなと思います」

──落ち込んだときは、どうやって切り替えていますか?

「オーディションに落ちたりすると、一回はちゃんと落ち込みますが、僕は割と戻るのが早いので、気付くと「まあ、なるようにしかならないか」って思えるんですよね。サウナに行ったり、バスケしたり、好きなことをすると自然と気分も戻りますし、寝たら元気になってることもあります。本当にちょっとしたことで切り替えられるタイプですね」

──自己肯定感は高い方ですか?

「周りからはよく高そうだと言われますが、意外とそんなことなくて。結構低い方だと思います。昔から「どうせ俺なんて」って言うのが口癖みたいなところがあって、友達にも「それやめな」って言われたりしていました(笑)。結構ネガティブなんですよ。でも、ずっと落ち込み続けるわけではなくて。どこかで「自分ならやれる」っていう気持ちもちゃんとあるんです。だから、多分その“少しだけある自信”を信じて頑張っている感じかもしれないですね」

荒井啓志さん

──ネガティブな気持ちとはどう向き合っていますか?

「多分、一回ちゃんと受け入れるんだと思います。「今、自分落ち込んでるな」とか、「ネガティブになってるな」っていうのを。その上で「じゃあ次どうしよう」って切り替えるのが割と早いです。受け入れて、またプラスマイナスゼロのところに戻す、みたいな感覚かもしれないですね」

──エイベックスが創設したプロジェクト【ACTORS STAND vol.2】の短編映画では、主演を務められるとのこと。撮影はこれからだと思いますが、今のお気持ちを教えてください!

「主演は今回が初めてなので、これからもっと実感が湧いてくるんだろうなと思っています。やっぱり主演ってその作品を背負う責任があると思うので。ちゃんと覚悟を持って、作品に向き合いたいです」

荒井啓志さん
PROFILE
荒井啓志(あらい・けいし)

1999年6月16日生まれ、宮城県出身。大学生のときに『CAMPUS BOYS 2022』でグランプリを受賞し、俳優デビュー。2025年には映画『遺書、公開』に出演するほか、ドラマ『愛の、がっこう。』でメインキャストを演じ注目を浴びる。

連続テレビ小説『風、薫る』

主人公はそれぞれに生きづらさを抱えた二人の女性。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走し、ときに強き者と戦う――明治という激動の社会を舞台に、幸せを求め生きるちょっと型破りな二人のナースの冒険物語。

毎週月~土曜 午前8:00~8:15(NHK総合)放送中
※土曜は一週間の振り返り

出演:見上愛 上坂樹里 ほか

開襟シャツ(blk)¥33000(メアグラーティア/セミナ) Tシャツ(PNK)¥9900(パーソンズショップ/ヘムトPR) サスペンダー付きパンツ¥35200(メアグラーティア/ティーニーランチ) マウンテンシューズ(blk)¥39600(アール/ティーニーランチ)

【衣装問い合わせ先】
セミナ info@meagratia.com
ヘムトPR 03-6721-0882
ティーニーランチ 03-6812-9341

撮影/井澤和己 ヘアメイク/伊藤絵理 スタイリスト/船橋翔大 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72)

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