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「姉ちゃんばっかりズルい!」スマホを持つ小6娘と、持たない小5息子。お互いが、ないものねだりをする意外な理由

  • 2026.5.21

スマホで友人と繋がる小6の娘と、放課後は公園で泥だらけになって遊ぶ小5の息子。親から見れば、インターホン一発で遊びに誘われる息子を幸せそうに思っていました。でも、当の息子は「スマホがあればもっと繋がれる」と言い出して……? 筆者の友人が体験談を語ってくれました。

画像: 「姉ちゃんばっかりズルい!」スマホを持つ小6娘と、持たない小5息子。お互いが、ないものねだりをする意外な理由

電車通学の姉と、徒歩5分で友だちに会える弟

わが家には、電車通学でスマホを持つ小6の娘と、地元の小学校に通いGPSのみを持つ小5の息子がいます。

娘のスマホは安全のためですが、今では離れた場所に住む友人との貴重な交流ツール。

一方、息子は「ピンポン」と玄関のインターホンを鳴らせば、すぐに会える距離に友だちがいます。

親から見れば、毎日近所の友だちと泥だらけで遊ぶ息子の方が充実しているように見えますが、当の息子は複雑な思いを抱いているようでした。

画面の中の繋がりか、目の前のリアルか

娘は放課後に約束しなくても、いつでも誰かと会える息子を「いいな、いつでも遊べて」とうらやみます。

娘にとって、友だちと遊ぶ約束は親の送迎やスマホでの調整が必要な「一大事」だからです。

そんなある日、娘がスマホを使って友だちと遊ぶ約束を取り付けると、息子は爆発しました。

「姉ちゃんばっかりズルい! 俺もスマホがあれば、もっとみんなと繋がれるのに!」

と、スマホで繋がる世界を猛烈に羨ましがったのです。

ないものねだりの姉弟

しかしその直後、玄関のインターホンが鳴りました。

「みんな公園にいるから来いよ!」という友だちの元気な声。

息子はハッとした顔で「今行く! 今行く!」と飛び出していきました。

スマホの中の繋がりに憧れる息子と、目の前の繋がりに憧れる娘。

お互いに「ないものねだり」をしながら、友情を育む難しさと喜びを学んでいるようです。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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