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「もう少しだけお金貸してくれない?」別れた後も続いた元彼からの相談。引っ越しを機に全てをブロックして得た静かな解放感

  • 2026.5.21

頼れると思っていた相手の実態

40代のはじめ、同い年の男性と付き合いはじめた。

同じ年に生まれた安心感というのか、話していて楽で、しっかりしているように見えた。

仕事もそれなりにしていると聞いていたし、会話のテンポも合った。

ところが付き合いが深まるにつれ、実情が少しずつ見えてきた。

借金を抱えていることを、さりげない会話の中で知った。

驚いたけれど、当時の自分には「自分が支えになれるかもしれない」という気持ちもあった。距離を置くより、一緒にいることを選んだ。

異変に気づいたのは、しばらく経ってからだった。泊まりの翌朝、財布の中身がなんとなく減っている。

最初は自分の勘違いだと思った。でもそれが続くうちに、確かめるようになった。財布の中を意識して確認すると、やはりお金が少なくなっていた。

問い詰めることはできなかった。でも答えは出ていた。

信頼していた相手が、ずっとそういうことをしていたのだと、静かに認めるしかなかった。

気づいた上でも、しばらくは踏ん切りがつかなかった。

別れた後も続いた連絡

別れを告げた。

長い話し合いにはならなかった。

彼は最後まで否定も肯定もしなかった。

ただ黙っていただけ、でも終わりにはならなかった。

数週間後、メッセージが来た。

「もう少しだけお金貸してくれない?」

無視した。また来た。少し文面を変えて、また来た。

事情を説明する長い文章の末尾に、必ずお金の話が出てきた。

着信も増えた。別れた相手からの連絡が、日常の中に居座り続けた。

断っても、返信しなくても、消えなかった。

存在を忘れようとするたびに、通知が届く。

それだけで、気力が削られていった。

友人に相談しようとしたが、恥ずかしくて言い出せなかった。

新しい住所から始めた日

引っ越しを決めたのは、仕事の都合だった。

でも連絡先を全てブロックする口実になると気づいたとき、正直、ほっとした。

新しい部屋で荷ほどきをしながら、通知のない静けさを初めてまともに感じた。

怒りよりも先に、疲れていたのだと気づいた。別れた後もずっと引きずっていた重さが、住所を変えただけでようやく軽くなった。

後悔が残らないわけではない。

でも、縁を断ち切った選択は正しかったと今も思う。

財布のお金より、自分の時間と気力のほうが、ずっと大切だった。あのとき踏み出せなかった自分も含めて、ようやく過去になった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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