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黒川想矢、キム・ジアンW主演のラブストーリー『3ミリの恋』公開決定!“恋人の聖地”をバックにしたティザービジュアル公開

  • 2026.5.19

青龍映画賞ノミネート、釜山国際短編映画祭受賞など、国内外で評価の高い在日韓国人3世の全辰隆(チョン・ジニュン)による初の長編であり商業デビューを飾る映画『3ミリの恋』が11月6日(金)に全国公開されることが決定した。あわせてティザービジュアル、場面写真2点、メイキングオフショットと全監督、キャストからのコメントが解禁された。

【写真を見る】黒川想矢(タツヒコ役)とキム・ジアン(ユンスル役)のメイキングオフショット

メガホンをとった全辰隆監督 [c]2026「3ミリの恋」製作委員会
メガホンをとった全辰隆監督 [c]2026「3ミリの恋」製作委員会

日本と韓国の歴史的背景を抱える男女を描いた短編映画『ミヌとりえ』で山形国際ムービーフェスティバル2022グランプリや東京インディペンデント映画祭2022準グランプリをはじめ国内外で多数の映画賞を受賞し、続く最新短編『国道7号線』では第46回青龍映画賞最優秀短編映画賞ノミネート、第42回釜山国際短編映画祭観客賞受賞、第47回クレルモンフェラン国際短編映画祭Short Film Market Picks選出と、国内外で数々の映画賞に輝き、国際的な評価を確立しつつある全監督。全監督の最新作となる本作の主演を務めるのは『怪物』(23)、『国宝』(25)など話題作に次々と出演し、存在感を増し続ける若手俳優の黒川想矢。また、韓国で動員1000万人超えを達成し2024年のNo.1ヒット作となったホラー映画『破墓/パミョ』で注目を集めたキム・ジアンをW主演のヒロインに迎えた。

『怪物』、『国宝』の黒川想矢と『破墓/パミョ』のキム・ジアンがW主演を務める [c]2026「3ミリの恋」製作委員会
『怪物』、『国宝』の黒川想矢と『破墓/パミョ』のキム・ジアンがW主演を務める [c]2026「3ミリの恋」製作委員会

佐賀県唐津市で、釣りに明け暮れながら高校生活を送るタツヒコ(黒川)。夏休み目前のある日、タツヒコのクラスに釜山からの留学生ユンスル(キム)がやってくる。ユンスルはなぜ、留学先に唐津を選んだのか?ユンスルと過ごす時間のなかで、その理由が紐解かれ少しずつ仲良くなっていく2人だったが、タツヒコの何気ない言葉がユンスルを傷つけ、翌日ユンスルは突然、韓国に帰ってしまう。そんななか、歴史の教科書に日本と韓国の地図を見つけたタツヒコは、唐津と釜山の距離を定規で測ってみる。それは、たったの“3ミリ”だった。そして、タツヒコはある決断をすることになる。

【写真を見る】黒川想矢(タツヒコ役)とキム・ジアン(ユンスル役)のメイキングオフショット [c]2026「3ミリの恋」製作委員会
【写真を見る】黒川想矢(タツヒコ役)とキム・ジアン(ユンスル役)のメイキングオフショット [c]2026「3ミリの恋」製作委員会

短編映画『ミヌとりえ』『国道7号線』で現代に生きる我々にも日本と韓国の歴史的背景は決して無縁ではないことを描いた全監督が商業デビュー作に選んだのは、日本と韓国の高校生を主人公に両国の関係に言及しながらも、歴史や文化、国境を越えた若者たちのみずみずしい青春物語。2025年の7月から8月にかけて、佐賀県唐津市と韓国の釜山でロケが行われ、実際に日本から釜山までフェリーに乗りながらの撮影も敢行された。音楽、撮影、照明、録音など多くのメインスタッフも韓国人スタッフが起用され、日本人スタッフとともに、まさに日韓合作と呼べる作品づくりに挑んでいる。そして、主人公に黒川、キムを迎え、爽やかなストーリーのなかに、在日韓国人3世だからこそ伝えたいエッセンスを散りばめ、両国の架け橋となるラブストーリーが完成した。

今回、解禁されたティザービジュアルは、韓国を代表するデザイン会社の1つ「PROPAGANDA」が作成した。ビジュアルいっぱいに広がる棚田は、海岸から駆け上がる階段のように、大小283枚の田んぼが幾重にも連なる佐賀県唐津市の原風景であり、“恋人の聖地”にも認定されたロマンチックな場所だ。棚田を望む高台の先にある海の向こうには、ユンスルが暮らす釜山がある。「あの日、世界が変わった」という鮮烈な出会いを思わせるコピーがのり、留学期間のつかの間の交流がどのように育まれていくのか、観客のイマジネーションを想起するビジュアルとなっている。

特報映像では、2人の出会いから距離を縮めていく様子、タツヒコがフェリーに乗って海を渡っていく様子が美しい映像で映しだされ、軽やかながらも情緒的な音楽とともにこの2人になにが起こっていくのか期待が膨らむ内容となっている。さらに、釜山での撮影の合間を捉えたメイキングオフショットも解禁された。韓国でも若者が集まる甘川文化村のカラフルな町並みで楽しそうに微笑む2人の様子に、撮影現場の雰囲気が伝わってくる。

日本と韓国を舞台に紡がれる若者たちの青春物語に期待が高まる!

<キャスト、スタッフコメント>

●黒川想矢(タツヒコ役)

「あの夏、僕たちは忘れられない旅をした。日本と韓国のあいだには海があり、そして悲しい歴史もある。そのあいだにあるものは、時に僕たちを引き付け合ったり、また引き離したりもする。撮影を通して、僕たちは映画のすばらしさを感じながら、そのキョリについて想いを巡らせた。17歳の夏、忘れられない様々な想い。ぜひ見届けてほしい。『3ミリの恋』、お楽しみに」

●キム・ジアン(ユンスル役)

「女優のキム・ジアンです。初めて脚本を手にしたとき、韓国の若者たちの姿に重なるユンスルの状況や感情に深く共感し、これまでお見せできなかった一面をお見せできると思い、出演を決意しました。普段から日本の作品に大きな関心を持っていただけに、日韓合作作品に参加できて大変感慨深いものがありました。また、すばらしい俳優の皆さんと一緒に作品を作ることができ、とてもうれしく、さらに意義深い時間となりました。撮影中はずっと、初めて挑戦することが多い作品でしたが、ユンスルにとってもすべてが初めてだったのだろう、私のようにこうして順応していったのだろうと思いながら、キャラクターに近づこうと努めました。映画が伝えるメッセージやキャラクターたちの感情を理解し、その流れに沿ってご覧いただければ、より一層楽しんでいただけると思います。私にとって大切な時間だっただけに、映画をご覧になる観客の皆様にとっても、大切な時間になれば幸いです」

●全辰隆(監督)

「釜山は私の祖母が住んでいた街です。初めて釜山を訪れたとき、街の活気に圧倒された思い出があります。そして釜山から海を渡った先にある街が佐賀県の唐津です。唐津の歴史や文化を知れば知るほど、韓国との距離の近さを感じました。そんな唐津と釜山を背景に映画を撮りたいという想いが、日韓の俳優・スタッフ、そして多くの方々のご協力のおかげで、『3ミリの恋』という映画になりました。主演の黒川想矢さんとキム・ジアンさんの2人には感謝の気持ちでいっぱいです。この2人の努力と情熱のおかげで、タツヒコとユンスルというキャラクターに命が吹き込まれました。国境なんて簡単に飛び越えてしまう2人の純真で真っ直ぐな姿に、きっと皆さん勇気をもらえることでしょう。ちなみにタツヒコは太陽、ユンスルは海をイメージしながら映画を作りました。ユンスルという名前の韓国語の意味を知ってから観ると、映画をもっと楽しめるかもしれません。『3ミリの恋』、ぜひ劇場でご覧ください」

●小杉宝(企画・プロデュース)

「3年前、とある映画祭で、ジニュン監督と出会いました。そこで上映されていた短編『ミヌとりえ』は、美しい映像のなかで温かいストーリーが描かれていましたが、鑑賞後はなぜだか心にヒリヒリとした不思議な感覚を抱きました。いつかこの人と日韓を題材にした長編を作ってみたいと思い、昨年の夏にそれが実現し、ステキな合作映画が完成しました。撮影当時、黒川さんとジアンさんは、わずか15歳と16歳。初々しい2人の若者が、言葉や文化を超えてひたむきに演じる姿が、世代を超えて観る人の胸にきっと刺さるのではないかと思います。この年齢だからこそ生まれるリアリティあるお芝居を、是非スクリーンで観ていただけると幸いです。ほかにもまだまだ日韓の豪華なキャストが控えてますので、続報にご期待ください」

文/山崎伸子

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