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猫2匹を連れて転々とするのは厳しい。卒業後の進路を考え直すことに…【著者インタビュー】

  • 2026.5.18

【漫画】本編を読む

思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?

ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたエッセイ漫画。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。

自由に暮らせる場所を選べるなら、暮らしてみたい場所

──大学では染色を専攻していて、卒業したら染色が盛んな土地を巡ってみたいと考えていたそうですね。猫を保護していなかったら、さまざまな土地で暮らすことも夢見ていたそうですが、もし今自由に暮らせるとしたら、暮らしたい土地を教えてください。

ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):土地としては長野が好きなので、長野か、興味のある工芸的な意味では京都・金沢・沖縄で作られているものが好きです。例えば、金沢は工芸が盛んな街で、染め物なら加賀友禅が有名ですし、街自体が工芸に力を入れているので作家さんもたくさん住んでいるんですよ。そういう工芸が身近な場所で生活してみたいなと思います。

──放浪を諦め、就活にシフトしたとき、やりたい仕事が見つからなかったと描かれていました。もし伝統工芸系の求人があれば、他県でも応募していましたか?

ぴなぱ:どうなんでしょう……もし求人があったとして、正直自信がなかったと思います。猫を連れて他の知らない土地に行く勇気が出たのかと想像すると、かなり怪しいなと。ただ、もし関東圏での求人があったら応募していたと思います。自分ひとりならどうにでもなるけれど、猫がいるとどうしても家から離れづらくて行動が限られると思うので、そうした閉塞感みたいな…気持ちの問題だったのかもしれません。

──夏休みに入り、自宅で絵を描くシーンがありました。絵を描くとき、猫たちがいたずらすることはなかったのでしょうか?

ぴなぱ:当時はまったくなかったんですよね。きっと今飼っているメンバーならいたずらすると思うんですが、茶トラとキジトラが絵にいたずらすることはありませんでした。当時描いていたのが油絵だったので、絵具の臭いが嫌だったのかもしれないですね。今思い返してみると、2匹とも絵に近寄っても来なかったです。

取材・文=押入れの人

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