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コンサートで、わが子がしかめっ面!「せっかくお金払ったのに」焦る私を救った、姉の『悟りの一言』

  • 2026.5.19

姉に誘われて、子連れでコンサートに行ったときのことです。子どものいい経験になると思っていたものの、反応は想像とは違うものでした。そこで姉からかけられた一言に、思わずハッとして──。今回は、筆者が感じた子どもとのズレをお話しします。

画像: コンサートで、わが子がしかめっ面!「せっかくお金払ったのに」焦る私を救った、姉の『悟りの一言』

いい経験になる?

姉の息子Yくん(小1)は音楽が好きで、よくコンサートに足を運んでいると聞きました。

そのコンサートはピアノやバイオリンの生演奏で、子ども向けの定番の歌や今人気の曲も演奏されるため、小さな子でも楽しめる内容とのことでした。

(せっかくだし、いい経験になるかも)
そう思い、うちも子どもたちを連れて参加することにしました。

向かう途中から見えた“温度差”

ところが当日の朝から、我が子は二人ともあまり乗り気ではない様子。

年中の息子は「Yくんと、公園で遊びたい」と言い出し、音楽どころではなさそうです。
「これから楽しいコンサートだよ」と声をかけながら、なんとか会場へ向かいました。

いざ始まっても、「早く終わらないかな」という発言に、こちらの気持ちがザワつきます。小1の娘も、いまいち楽しんでいない表情でした。

演奏者が近くまで来てくれる場面があり、Yくんは目を輝かせて大興奮。一方、息子は腕を組んだまましかめっ面でした。

(え、その態度はどうなの……)思わず焦りがこみ上げます。

うまくいかない時間に、募る気持ち

(いい経験になると思ったのに)
(せっかくお金を払って来たのに)
そんな思いばかりが浮かび、落ち着きません。

楽しんでほしいと思って連れてきたのに、その場の空気にうまく乗れない子どもたちを見ていると、演奏者や姉にどこか申し訳ない気持ちにもなります。

周りの様子と比べてしまい、余計に落ち着かなくなっていました。

「今じゃないだけ」と言われて

コンサートが終わり、姉に「態度悪くて、ごめんね」と伝えると、あっさりとこう言われたのです。

「そんなもんだよ。今じゃないだけ」その一言で、ふっと力が抜けました。

振り返ってみると、子どもたちにとっては音楽よりも「いとこと遊ぶ時間」の方が楽しみだったのかもしれません。
興味を持つタイミングも、心が向く先も、それぞれ違って当たり前。「せっかくいい機会を与えたのに」という思いは、私の押し付けだったかもしれないと気づきました。

そのあと公園で思いきり遊ぶ姿を見ながら「今の楽しさ」を大事にすることの方が、意味があるのだと感じました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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