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「俺は何もやってないよ」入浴中に何度も嫌がらせされていた→とぼけ顔の祖父に背筋が凍る

  • 2026.5.19
「俺は何もやってないよ」入浴中に何度も嫌がらせされていた→とぼけ顔の祖父に背筋が凍る

お風呂で感じたこと

40代の私は、5年前から実家で祖父と同居している。母が亡くなって独りになった父方の祖父を、放っておけないと引き取った形だった。

最初の数ヶ月は穏やかだった。歪みは、ある冬の夜から始まった。

仕事から帰り、お風呂に入ってた時のこと。

シャワーから出ていた湯が、突然キンと冷えた水に切り替わった。

給湯器が落ちたと気づくのに数秒かかった。

出しっぱなしにしていたわけでもないし、誰かが切ったとしか考えられない

家にいるのは私と祖父の二人だけ。

震えながら急いで服を着てリビングに行くと、祖父はテレビを見ながらご飯を食べていた。

「今、お風呂の電源切った?」

声を荒げないよう、抑えて聞いた。祖父はゆっくりこちらを向き、にこりとした。

「俺は何もやってないよ」

本当に何も心当たりがない、という顔だった。

証拠を掴めないまま積もる日常

その日から、似たことが何度も起きた。

シャワー中に髪を流している最中、狙い澄ましたように、湯が水に切り替わる。

季節が冬だったから、その冷たさは刃物のようだった。

そのたびに確認すると、電源は落ちている。

そして決まって、リビングに戻った祖父は穏やかな顔で「今日は寒いなあ」とこちらに話しかけてくる。

何事もなかったかのような口調で。

こちらが「またお風呂の電源が切られていた」と切り出しても、祖父は不思議そうに首を傾げる。

「え、そうだったか。最近物忘れが激しくて。すまんなあ」

毎回その答え。けれど、こちらが入浴を始めるまでは正気そのものなのだ。

監視カメラを設置するほどではない。けれど偶然と片付けるには多すぎる。

直接の証拠は、何ひとつ掴めない。

「物忘れ」と言われれば責められない。

「故意」と思っているのは私だけかもしれない、という疑念が、自分の感覚まで揺らがせていく。

夜、湯船に身を沈めるたび、背中の後ろが気になって肩の力が抜けない。

家族と暮らしているはずなのに、家の中に得体の知れない冷たい影が同居しているような感覚。

とぼけた笑顔で「俺は何もやってないよ」と繰り返す祖父の顔を思い出すたび、湯気の中で背筋がすっと冷える。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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