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「この資料は私が作成しました」気分屋の上司に手柄を取られかけた会議→私の主張で現場の空気が一変

  • 2026.5.19
「この資料は私が作成しました」気分屋の上司に手柄を取られかけた会議→私の主張で現場の空気が一変

機嫌で態度が変わる直属の課長

前職の直属の課長は、ものすごく分かりやすい気分屋でした。

穏やかな日は普通に話してくれるのに、忙しくなったり自分の思い通りにいかない案件があったりすると、急に挨拶も返さない、目も合わさない。

そういう日に限って、私の些細なミスを大きな声で指摘するんです。

「これ、前にも言ったよね?」と、周囲に聞こえるように。

同じ部の先輩が、苦笑いしながら小声で「今日はハズレだね」とフォローしてくれることもありました。

それくらい、態度の落差が分かりやすい人だったんです。

正直、空気を読み続けるのに疲れていました。

それでも、与えられた仕事は淡々とやるしかない。私はとにかく企画書づくりに時間を割いていました。

時間をかけた企画書が消えていく

特にモヤモヤしていたのは、私が休日返上で仕上げた企画書を、課長がそのまま自分の成果として部長へ報告していたことです。

本人は悪びれない様子で、「方向性は俺が示したから」とだけ言いました。

実際に書いた中身は、ほぼ全部こちらの作業だったのに。

反論しても、機嫌の悪い日に当たってしまえば話が長くなる。

そう分かっていたので、最初のうちは私も飲み込んでいました。

でも、似たような場面が、また会議の前に起きました。

新しく仕上げた資料を渡しただけで、課長は「これ、俺がまとめておいたから」と、隣の主任にまで言い出したんです。

会議の場でさらりと補足した一言

当日、会議室で課長が資料を配り、ひと通り説明を終えたところでした。

私はノートを閉じる前に、軽く手を上げて言いました。

「この資料は私が作成しました」

大きな声でも、責めるトーンでもありません。

事実だけ、さらりと補足しただけです。

場の空気は、ほんの一瞬だけ気まずくなりました。

誰かが咳払いをして、課長は「あ、そう、まあ細部はね」と濁します。

それでも、出席していた部長は私のほうを見て、軽く頷いてくれました。

あの目線で、ちゃんと見ている人は見ているんだと分かったんです。

その日以来、課長から露骨に手柄を持っていかれることが、確かに減っていきました。

気分屋は変わらなかったけれど、せめて成果の所在だけは取り戻せた。少しだけ、肩の力が抜けた瞬間でした。

あとから先輩に「よく言ったね」と笑われて、私はようやく、自分のために声を出していいんだと思えたんです。

我慢を重ねるよりも、事実を一行だけ添える。それで救われる毎日があると、知った会議でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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