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尾道の旧銀行建築が、街にひらく宿へ。「Arbor Onomichi」が開業!

  • 2026.5.11
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2026年4月25日、広島県尾道市の中心部に、旧銀行建築を再活用したスモールホテル「Arbor Onomichi(アーバー尾道)」が開業した。舞台となるのは、2019年まで地域に親しまれてきた旧中国銀行の建物。商店街に面した立地と、当時の面影を残す建築の骨格を生かしながら、宿泊施設へとコンバージョンされた。

本施設は、「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」や「Len 京都河原町」などを手掛けるBackpackers’ Japanの新ホテルブランド「Arbor」の第1号拠点に位置づけられる。客室数をあえて絞った“スモールホテル”という規模設計により、スタッフが宿泊客一人ひとりと向き合いながら、ローカルガイドとして街の魅力を伝える点が特徴だ。館内で完結するのではなく、観光や食事においても街への回遊を促し、滞在体験の広がりを図る。

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建物は3階建てで、1階から2階にかけては吹き抜けのある開放的な構造が特徴。大きな開口部から差し込む自然光と高い天井を生かし、1階にはコーヒーショップとパブ、レセプション、ロビーラウンジが緩やかにつながる空間が広がる。

カフェは、夜間にはパブへと切り替わり、時間帯によって異なる表情を見せる。これらのパブリックスペースは宿泊者専用ではなく、地域にも開かれている。

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空間デザインおよびディレクションは、「根を這う」の須藤修が担当。インテリアには、建物の竣工当時の空気感に呼応する1960〜70年代のヴィンテージ家具を取り入れ、「天童木工」や「飛騨産業」といった国内メーカーのアイテムを中心に構成している。

レセプションやカフェ、ショップの間にはあえて明確な壁を設けず、緩やかなゾーニングによって視線が奥へと抜ける空間に。モケット生地の落ち着いた色調が、全体に穏やかな統一感をもたらしている。

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客室は全16室。約50㎡のシグネチャールームをはじめ、ファミリールーム、ダブル、ツインに加え、ドミトリーも備え、観光客から個人旅行者まで幅広いニーズに応える。

スモールホテルという規模感で新たな滞在のかたちを提示する「Arbor Onomichi」。街の人々と旅行者が交わる拠点として、注目が集まる。

<写真>最上階3Fに位置する、スタンダードキングの客室。

Arbor Onomichi
住所/広島県尾道市⼗四⽇元町4-9

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