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朝食の黒幕は野口観光。苫小牧で静かに感動した朝【新苫小牧プリンスホテル「和〜なごみ〜」】

  • 2026.5.11

新苫小牧プリンスホテル「和〜なごみ〜」

苫小牧出張で泊まった、新苫小牧プリンスホテル和〜なごみ〜。

名前だけ聞くと、落ち着いた和風ビジネスホテルかな、くらいの印象だと思う。

しかしビジネスホテルの域を超える旅館のようなエントランス。

シックなロビー、素敵なコワーキングスペース。おお、いいじゃない。

そしてこのホテル、朝になるとさらに本気を出す。

出典:リビング札幌Web

煙突の見える風景

まず特筆したいのが朝食。

会場に入ると、窓の外には苫小牧の街並みと工業地帯の景色。

港町らしい無骨さと北海道の空の広さが同居していて、朝から妙に気分がいい。

こういう景色って、観光地の絶景とは違う“暮らしのリアル”があって、じわじわ効く。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

朝食に重箱

そしてレストラン入口で手渡されるのが、二段重のお膳。

この時点で、よくあるビジネスホテル朝食のテンションではない。

小鉢が整然と並び、焼き物、煮物、刺身、和え物などが少しずつ詰められている。

量で推すのではなく、丁寧さで勝負してくる構成だ。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

あの旅館の総料理長

しかもこの朝食、ただ見栄えがいいだけではない。

野口観光グループの総料理長監修による月替わり献立という、地味に強いカードを切ってくる。

あの温泉宿やリゾートホテルで食を支えてきた野口観光の総料理長が監修。

つまり、ビジネスホテルの朝食なのに、背後に旅館メシの本気が控えているわけだ。そりゃ妙に完成度が高いはずである。

出典:リビング札幌Web
朝から固形燃料に火をつける

食べてみると納得する。

一品ごとの味つけが濃すぎず薄すぎず、朝の体にちょうどいい。

品数が多いのに、全体としてちゃんとまとまっている。

こういうのは、適当に数だけ並べても成立しない。経験値のある人が組んでいる味だ。

苫小牧といえばホッキ貝

さらに調理メニューで選んだのが、ホッキのお茶漬け。

苫小牧といえばホッキ貝。その土地の名物を朝食に自然に組み込んでくるのがうまい。

熱い出汁で、ホッキの甘みと旨みがふわっと立ち上がる。

重箱を食べたあとでも、さらりと入る。むしろ最後にこれを食べることで全体が締まる。

出典:リビング札幌Web
ちょっとしたデザートがうれしい

朝食会場にはサラダやフルーツ、デザートのコーナーもあり、脇役まで抜かりない。

主役のお膳が強いとサブが雑になりがちだが、ここはきちんと補完している。

こういう小さな積み重ねが満足度になる。

極上マッサージチェア無料

そして忘れてはいけないのが、サウナと無料マッサージチェア。

出張民にとって、これは福利厚生ではなく救済措置だ。

移動、仕事、会食、気疲れ。全部背負った体をサウナで一度リセットし、風呂上がりにマッサージチェアへ沈む。

この流れは強い。かなり強い。

出張客が何を求めているかをよくわかっている。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

眠れること。癒やされること。朝うまいものが食べられること。少し気分が上がること。

その全部を、過不足なく出してくる。

駐車場無料

結論。

新苫小牧プリンスホテル和は、ただの出張ホテルではない。

“仕事で来た人間を、静かに満足させて帰すホテル”だ。

そして朝食で、野口観光の底力を思い知らされる。

朝からここまでやるなら、もう反則である。

無料の駐車場もありがたい。多分、来月もお世話になりそうだ。

出典:リビング札幌Web
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