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「君が産んだんだから」まさかの出産費用の全額請求!?【個人の出費】と捉える冷徹夫に、ブチ切れ!

  • 2026.5.7

夫と妻が平等である、素晴らしいことですが平等をはき違えてしまうと大変なことになってしまいます。筆者の知人Aさんは夫婦平等でいたいと、結婚してもお互い自分が使ったものは自分で支払うスタイルを貫いていました。その生活に不満はなかったAさんですが、Aさんの妊娠出産を機に平等を考えさせられることになったのでした。

画像: ftnews.jp
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平等夫婦、支払いはそれぞれで

30代のAさんは、職場の同僚と結婚。お互いに働いていたし、結婚後も生活スタイルは変えたくないという考えが一致していた2人。

結婚しても財布は別で、お互いに自分が使ったものは自分で支払うスタイルにしていました。

家賃や光熱費などの固定費もきっちり分担。経済的に自立し、無駄遣いをしない夫のことをAさんは信頼していました。

しかし、その平穏な暮らしは、Aさんの妊娠によって変化していくことになります。

妊娠にかかるお金はどうする?

結婚から2年が経ち、Aさんは待望の第一子を妊娠しました。Aさんも夫も子どもを持つことを希望していたので、とても喜びました。

夫は育児本を読み漁り、我が子が生まれてくるのを楽しみにしてくれています。

妊婦検診にも可能な限り付き添ってくれて、子どもの成長やAさんの体調を気にかける良き夫だったのです。

妊婦検診のお金は折半していて、そのことに関して不満を言うことはありませんでしたが、実は、夫はこの時から「自分が受けるわけではない医療行為にお金を出すこと」への違和感を、密かに募らせていたのです。

無事出産! 夫が気になったこと

その後、Aさんの妊婦生活は順調に進み、Aさんは無事に出産。かわいい男の子が生まれ、2人は喜びます。

出産育児一時金を使ったものの、少し足が出た分を退院時に夫が支払いました。

すると病院を出た夫が驚きの発言をします。

「ねえ、出産ってAがしたことなんだから、出産費用は全額Aが払うべきじゃない?」

あまりに配慮を欠いた発言に、Aさんは耳を疑いました。そして、冷静にこう言い返しました。

「もし身体の負担もお金も私一人の責任だと言うなら、この子は私が産んだから私だけの子ってことでいいのね? あなたは育児に参加する権利も責任もないけれど、それでいい?」

出産を機に意識が変わりました

Aさんの言葉にハッとした表情になった夫。「数字を割ること」に固執するあまり、命を授かるという共同作業において、妻だけが背負っている肉体的・精神的な重みを見落としていたことに気づかされたようです。

「そういうわけじゃないけど……」

言い淀んだ夫の様子を見て、このままでは育児の費用でももめることになるに違いないと感じたAさん。長年染み付いた「折半ルール」がすぐに消えるわけではないでしょう。Aさんはこの出来事を機に、財布を一つにして「家のお金」という概念を導入しました。

もちろん、今でも夫の「倹約家すぎる一面」や「数字へのこだわり」が顔を出すことはあります。そのたびにAさんは「育児や家事の負担は数字で割り切れないこと」を根気強く伝え、話し合いを重ねています。

現在は、自分のお金ではなく「家族のお金」を守るために家計管理を頑張ってくれている夫。

「平等」の形は家庭それぞれですが、ライフステージに合わせてルールを柔軟にアップデートしていくことの大切さを教えてくれるエピソードでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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