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「子なしランチのはずだったのに」事前連絡なしで、いきなり2歳児を連れてきた友人に絶句。さらに!?

  • 2026.5.6

親しい友人との再会は、日々の忙しさを忘れさせてくれる大切な時間ですよね。でも、お互いの環境や価値観が変わる中で、ふと寂しさを覚えてしまうこともあるようです。今回は、筆者の友人(A子)の体験談をお届けします。

画像: 「子なしランチのはずだったのに」事前連絡なしで、いきなり2歳児を連れてきた友人に絶句。さらに!?

「大人だけ」のご褒美ランチ

最近、大学時代の友人M美と、数年ぶりにランチをすることになりました。
お互い今は子育ての真っ最中ですが、幸いその日はどちらも夫が子どもを見てくれることに。

「久しぶりに大人だけでゆっくりしようね!」というM美の言葉が何より嬉しくて、私は落ち着いたレストランを予約しました。

小学生の息子2人を育てる毎日は慌ただしく、自分のことはいつも後回し。
「母親」という肩書きを一時だけでも降ろし、ひとりの女性として友人と語り合うことは、私にとって最高のご褒美になるはずでした。

想定外の「同伴者」

しかし当日、店の前に立っていたのは2歳の息子を連れたM美でした。

「急に夫が仕事で呼び出されて。でもキャンセルするのも悪いから連れてきちゃった!」と軽い調子で言われ、正直、言葉を失いました。
連れてくるのは仕方がないけれど、せめて一言、事前に連絡が欲しかった……。

呆然とする私に、M美は「A子だって、小さい子のお世話は懐かしいでしょ?」と悪びれもしません。
その無邪気な言葉に、胸の奥がチクッと痛むのを感じました。

お互いの「今見ている景色」

食事が始まっても、M美はスマホに夢中。
私は椅子の上で暴れるM美の息子を支え、グラスを倒さないよう気を配るばかり。
運ばれてきた料理は冷めきってしまい、味なんて全く分かりませんでした。

でも、ふと思ったのです。
子育てのフェーズが違えば、優先順位も景色も変わるもの。
M美は今、必死に子どもを守り育てる、余裕のないフェーズにいます。
それに対して私は、ようやく手に入り始めた自分の時間や「静けさ」を、何より慈しみたいフェーズにいるのです。

どちらが良い、悪いではなく、今の私たちは見ている景色が重なっていないだけなのだ、と。

思い出を汚さないために

今は、少し距離を置くべき時期なのかもしれない……。
私はしばらく、自分からM美に連絡するのをやめておこうと思いました。

それは怒りというより、お互いの立場を尊重するための選択です。
無理に繋ぎ止めて不満を募らせるより、美しい思い出のまま、そっと距離を置くほうがいいこともあります。

嫌いになりたくないから、会わないこと。
それが今の私にできる、精一杯の友情の守り方でした。

また同じテンポで笑える日が来たら、その時に改めて向き合えばいいのです。
そう思えたことで、私の心は穏やかさを取り戻したのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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