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50年超えの『ロングヒット作』NHKで“待望のアニメ化”→「事件だ」ファン騒然!“比類なき完成度”で魅せる至高作

  • 2026.5.19

2026年4月4日よりNHK Eテレにて放送がスタートしたアニメ『ねずみくんのチョッキ』。世代を超えて愛され続けるロングセラー絵本を原作としており、小さい頃に手に取ったり、子どもに読み聞かせたりしたことがある人も多いのではないだろうか。そんな本作の主題歌では、なにかと動物にゆかりのある面々による異色のコラボが実現し、エンディングをにぎやかに彩っている。

※以下本文には放送内容が含まれます。

50年以上愛される絵本がアニメ化

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

アニメ『ねずみくんのチョッキ』の原作は、1974年に作家・なかえよしをさんと画家・上野紀子さんによって生み出されたロングセラー絵本だ。50年以上愛されている本作は、現在43作が刊行されており、累計発行部数は国内500万部、海外では1600万部を突破している。本作のアニメ化についてSNSでは「これはアニメで観てみたい」「事件だ」「息子も楽しみにしてる」「大好きな絵本!」と、喜びの声があがった。

アニメでは、絵本の表紙でも特徴的に描かれている“縁”を使った演出で、ねずみくん(CV:津田健次郎)とねみちゃん(CV:能登麻美子)を中心としたユーモアにあふれたストーリーが展開する。画面を囲う“縁”は原作を彷彿とさせ、『ねずみくんのチョッキ』らしさを際立たせているのだ。

ねずみくん役・津田健次郎さんとねみちゃん役・能登麻美子さんは、あひるさん、さるくん、あしかくん、らいおんさんなど他のキャラクターも担当しており、2人で全ての登場人物を演じ分けている。動物たちの身体の大きさや特徴に合った芝居で、個性豊かな仲間たちを表現しているのだ。低音ボイスが魅力の津田さんが、可愛らしい声色でねずみくんを演じている点は、本作の密かな見どころと言えるだろう。

本作の尺はたったの5分。2026年4月4日に放送された第1話では、ねずみくんが動物たちにチョッキを貸していたらサイズが伸びてしまったり、2026年5月9日に放送された第6話では、後ろからねずみくんを目隠しして「だーれだ!」「わかんな~い」というほのぼのとしたやり取りがあったりする。ゆったりとしたテンポで描かれる何気ない日常が心地よい。

観終わった後は心が和み、5分間ながらも満足感がある。原作の持ち味をいかした演出と、やわらかなタッチで描かれる動物たちによって、アニメ『ねずみくんのチョッキ』は大人も懐かしみながら楽しめる一作になっているのだ。

主題歌に参加した異色のメンバー

アニメ『ねずみくんのチョッキ』の主題歌を担当するのは、東京スカパラダイスオーケストラによる『グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ & さかなクン』だ。東京スカパラダイスオーケストラ、ムロツヨシさん、さかなクンという異なるフィールドで活躍する3組が集結した異色のコラボ曲となっている。

しかし、この3組にはある共通点が。さかなクンは、さまざまな魚の情報や知識を伝えてくれる人物として愛されている。東京海洋大学名誉博士を授与されているほか、『ギョギョッとサカナ★スター』では魚の世界を深掘りしており、魚といえばさかなクンと言っても過言ではない。

東京スカパラダイスオーケストラは、さかなクンも出演した『どうぶつ奇想天外!』にてオープニングテーマを担当した。さらに2026年に開催された“東京スカパラダイスオーケストラ billboard classics Symphonic Tour 2026”では、東京公演にさかなクンがゲスト出演しており、深い繋がりがある。

一方でムロツヨシさんは、コント番組『LIFE!』がSNSに投稿した“ムロ癒やし”という企画のなかで、動物の愛らしさを身体を張って再現し、そのコミカルな姿で話題を呼んだ。また、『映画ざんねんないきもの事典』では、ナビゲーターのモグモグ役を務めている。

一見するとユニークな組み合わせに見えるが、なにかと“動物”にゆかりのある3組。そんな彼らが生み出した主題歌は、アニメ『ねずみくんのチョッキ』の世界を明るくにぎやかに彩る楽曲になっている。今もなお愛され続ける本作を、主題歌とともにチェックしてみてはいかがだろうか。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter)@kaku_magari

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