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上司「もう焼肉奢らないよ?」いやいや頼んでないし!既婚上司のズレた発言が気持ち悪い…読者の共感を呼んだ問題発言【作者に聞く】

  • 2026.4.30
「焼肉おごってあげないよ」という謎の誘いにもウンザリなのに、その人の過去のトラブルや既婚者で子供もいるという情報まで聞いてドン引き…。
「焼肉おごってあげないよ」という謎の誘いにもウンザリなのに、その人の過去のトラブルや既婚者で子供もいるという情報まで聞いてドン引き…。

X(旧Twitter)で“万バズ”作品を連発している漫画家・港区カンナ(@mina_kan_chan)さんは、ウォーカープラスで「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」を連載中である。本作は「少女漫画の主人公にはなれない」女性たちの現実を描いた群像劇で、今回はクズ男と別れられない女性・みなみの職場での出来事に焦点を当てる。既婚でありながら若い女性社員を誘う上司という、誰もがどこかで見聞きしたことのあるような厄介な存在をテーマに、作者に話を聞いた。

共感を呼ぶ「ちょっとしんどい現実」を描く

「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 1/6
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 1/6
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 2/6
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 2/6
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 3/6
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第10話 3/6

港区カンナは2023年3月に漫画投稿を開始し、わずか半年でフォロワー10万人を突破した。「恋愛」「婚活」「闇深」を軸に、男女のすれ違いや女性の内面にあるコンプレックスを描き続けている。リアルな感情の描写は共感を集める一方で、SNS上では議論を呼ぶことも少なくない。

本作「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、25歳の女性4人による恋愛群像劇である。「本当は主人公になりたいのに、現実では脇役のように扱われている」そんな立場に置かれた女性たちの、少し報われない日常が丁寧に描かれている。

既婚上司の“勘違い”に潜む気まずさとは

今回のエピソードでは、家庭があるにもかかわらず若い女性社員をしつこく誘う上司が登場する。「もう焼肉奢ってあげないよ?」といった発言に象徴されるように、好意を押し付けるような距離の詰め方が、受け手にとってはただただ重い。断りづらい立場であることも相まって、職場ならではの逃げ場のなさが際立つ内容となっている。

「厄介」をとことん詰め込んだ上司キャラ

テーマの着想について、港区カンナは「普段から女性が共感できる漫画を描きたいと思っているのですが、その中で、既婚なはずなのに若い女性社員をやたらと誘うおじさんを漫画にしたいと思いました」と語る。

また、上司・田中のキャラクターについては「勘違いしたおじさんの特徴を詰め込むようにしました」としており、あえて典型的な要素を凝縮させていることがうかがえる。

さらに、このような行動を繰り返す男性については「面倒な存在ですが、職場の上司だったりすると無下にもできず、厄介だなと思います」と率直にコメントしている。

職場という関係性があるからこそ断りきれない。その微妙な距離感とストレスを、どこか淡々と、それでいて確かなリアリティをもって描き出しているのが本作の特徴である。共感と同時に、どこか疲労感すら覚えるような読後感が残る一作だ。

取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)

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