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夫の浮気相手は妻のふたりの親友だった!? 同時に3人からの裏切りを受けたサレ妻。怒りの反撃が始まる!【書評】

  • 2026.4.29

【漫画】本編を読む

『夫が二重不倫しやがった 浮気相手は親友2人』(薄荷通:漫画、サレ妻ツマ子:原案/KADOKAWA)は、タイトルの通り、夫の裏切りと親友の裏切りが同時に襲いかかる衝撃のサレ妻ストーリーだ。しかもその不倫相手はひとりではない。信じていた人たちに次々裏切られるという、あまりにも残酷な現実が描かれている。

主人公のナツミは、夫・ダイキと幼い子どもと暮らすごく普通の主婦。ふたりめの妊娠に喜び、また新たな生活が始まるはずだった。しかし、転職したばかりの夫の行動に違和感が。深夜にスマホに届く会社からの連絡、そしてナツミを他の女性と比べるような発言。疑念を抱いたナツミがこっそり夫のスマホを確認したとき、そこには目を覆いたくなるような浮気の痕跡が残されていた。

そして、衝撃なのは浮気相手の正体だ。ナツミの相談に乗っていたママ友がそのひとりだったのである。信頼していた相手が裏で関係を持っていたという事実は、夫の裏切り以上に彼女の心を深く傷つける。しかも、それだけでは終わらない。夫はさらに別の女性とも関係を持ち「二重不倫」していたのだ。夫の裏切りだけならまだしも、親友の裏切りが重なることで、ナツミの人間関係は激変する。信頼していた人々に同時に裏切られる恐怖と孤独は想像以上に重い。それでも、物語中盤以降、ナツミは泣き寝入りするのではなく、学生時代の友人たちの力を借りながら反撃を決意する。証拠を集め、裏切りの真実を暴こうとする過程は、母親としての責任感と、ひとりの女性としての強さを感じさせる。

不倫という出来事の裏には、必ず何かしらの人間関係の歪みがある。本作が描いているのは、夫婦の裏切りだけではなく「友情」が崩れる瞬間の恐ろしさだ。タイトルの通りの展開だが、浮気相手の正体を知ったとき、誰もがゾッとすることだろう。信じていた人に裏切られたら人はどう立ち上がるのか。サレ妻の覚悟と決断を見届けてほしい。

文=七井レコア

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