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「手作り得意なんでしょ?」バザーの準備を一人に押し付けようとする役員。的確な反論で撃退した話

  • 2026.4.30
「手作り得意なんでしょ?」バザーの準備を一人に押し付けようとする役員。的確な反論で撃退した話

逃れられない空気の中で

子どもが通う学校で、毎年恒例となっているバザーの準備がスタートしました。

今年の目玉企画はなぜか「手作りアイテム」の販売。しかし、忙しい現代のママたちの中で、日常的にミシンを扱っている人はほんの一握りです。

誰もが「自分には回ってこないでほしい」と俯く中、その場を仕切っている役員が、ニチャリと笑みを浮かべて私の方を見ました。

どうやら、私の趣味が手芸だという話がどこからか漏れていたようです。嫌な予感で背中が冷たくなりました。

「あなた、こういうの作るの好きだよね? だから、今回の縫い物、全部お願いしてもいいかな?」

有無を言わさないトーンで、数十個という大量のノルマを押し付けてこようとします。

周囲のママたちからは「自分がターゲットにならなくて助かった」という安堵の空気が漂っていました。暗黙の了解で私に全てを背負わせようとするこの状況。もしここで承諾してしまえば、今後もずっと「便利な手作り要員」として扱われるのは明白です。

論理的な提案で形勢逆転

私が押し切られると信じて疑わない役員でしたが、私は毅然とした態度で口を開きました。

「手芸が好きなのは事実ですが、私も仕事を持っており時間が限られています。一人で全てを作るのは物理的に不可能です」

はっきりと拒絶したことで、役員の顔から笑顔が消えました。

「ええー、でも他の人はミシンを持っていないし、裁縫なんて苦手だから無理よぉ」

なおも食い下がってくる役員に対し、私はすかさず考えていた代案を提示しました。

「それなら、工程を分けて全員で分担しましょう。布を切る、アイロンをかける、紐を通すなど、ミシンを使わなくてもできる作業はたくさんあります」

相手に反論の隙を与えず、さらに続けます。

「もしそれすらも面倒だというのであれば、そもそも手作り品を販売するのを見直しませんか? 既製品を安く仕入れて売るようにした方が、誰の負担にもなりませんよ」

反論の余地がない的確な提案に、会議室はシンと静まり返りました。

「……そうね。じゃあ、みんなで手分けして進めましょうか」

渋々ながらも役員は私の提案を受け入れ、作業は無事に全員で分担することになりました。厄介な丸投げを回避し、心の中で大きくガッツポーズをしたスカッとする出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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