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5年間で“6シーズン”劇場版も制作“NHKドラマ”仕立て番組「復活して」「めっちゃ面白かった」大河“活躍俳優”の代表作

  • 2026.5.27

2009~2014年まで6シーズンもNHK総合で放送され、映画版も公開された人気番組『タイムスクープハンター』。要潤が、未来からタイムワープする“時空ジャーナリスト”沢嶋雄一役で出演し、古橋ミナミ役で杏が共演。従来の時代劇や教科書では取り上げられないような、無名の人々に焦点を当てて掘り下げる、ドラマ仕立ての歴史エンターテインメント番組だ。

NHKオンデマンドにて配信されているが、新作希望の番組ファンは多い模様。SNSには「リアルで面白くて勉強になる」「めっちゃ面白かった」「復活してほしい」といった声が上がっている。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

ドキュメンタリー風の歴史エンターテインメント『タイムスクープハンター』

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要潤(C)SANKEI

未来に存在するという“タイムスクープ社”。要が演じる沢嶋は、そこに所属する“時空ジャーナリスト”で、あらゆる時代にタイムワープして、人々の営みを映像に記録している。杏が演じる古橋は、同社のオペレーター兼“タイムナビゲーター”。彼女はコントロール・ルームから、沢嶋を遠隔サポートする役割を担っている。

概要
時代劇や教科書には描かれなかった無名の人々を主人公にした、歴史エンターテインメント番組。未来から派遣され、戦国時代や江戸時代にタイムワープした「時空ジャーナリスト」が、当時の人々の暮らしを取材し、記録・報告するというドラマ仕立ての内容。史料に基づいた時代考証をもとに、知られざる庶民の暮らしをドキュメンタリーテイストで描いた。
出典:NHKオンデマンド『タイムスクープハンター』

タイムスクープ社内で、毎回“どの時代の、どのような名もなき人の営みを記録するのか”を検討し、取材企画を決める。各時代に沢嶋が派遣され、取材を開始。彼は特殊なゴーグルを装着しており、沢嶋の見たものがそのまま映像として記録される。ほかにも、超小型のカメラが沢嶋の周りに浮遊し、客観的な映像も多角的に録画されていく。

沢嶋は、ターゲットとなる人物を密着取材するが、未来から来ているため、異質なビジュアルのせいで、不審者として捕まりそうになることも。そんな時は、古橋が歴史のデータから退避ルートを解析し、沢嶋を的確に未来へと“脱出”させる。

ドキュメンタリーテイストの本作は、要や杏、そしてほかの俳優たちによって、ドラマ作品のように進行していく。取材対象者を演じるキャストは、沢嶋が突然現れ、質問してくるので、ドキュメンタリー番組に登場する“素人”のようなリアルな反応を表現。どのターゲットも、歴史的に有名な人物ではなく、“名もなき人”だが、沢嶋が興味を抱き、興奮気味に取材する様子に引き込まれる。

タイムワープを繰り返すジャーナリストを要潤が熱演

“瓦版売り”のエピソードでは、江戸時代の天変地異や大事件などの情報を、スピード勝負で印刷し、路上で歌うように読み上げながら販売する人を取材。沢嶋は、事実を伝えるジャーナリストの同志に激しく共感。熱血漢の沢嶋が、ターゲットのジャーナリズム精神に心を打たれ、リスペクトを持って密着する様子が印象的だった。

“落ち武者狩り”の回では、殺気立つ戦国時代が舞台だったため、沢嶋は命がけで取材を敢行。いつどこから襲われるか分からない中、緊迫のリポートを繰り広げた。ターゲットは農民で、戦に負けて逃げる武士(落ち武者)の身ぐるみを剥ぎ、武具を売ったり、身代金を要求したりする、したたかな“ビジネス”を取材した。

いずれの回でも、沢嶋に扮する要の熱演が素晴らしく、多くの番組ファンを獲得した。

映画化もされた人気シリーズ

要は、2001年の『仮面ライダーアギト』で俳優デビューを果たした。本作で氷川誠/仮面ライダーG3を演じ、大きな注目を集めた要。2026年4月29日には、25年ぶりの新作映画『アギト-超能力戦争-』が公開され、ファンを大喜びさせた。本作は、TVシリーズで仮面ライダーアギトを演じた賀集利樹ではなく、要が主演を務めたことでも話題を呼んだ。

この映画の要の活躍ぶりを見て、『タイムスクープハンター』を思い出した人も多かったようだ。SNSに「アギトの映画をきっかけにまた見たくなった」といったコメントが書き込まれていた。

筆者は、2013年の『劇場版タイムスクープハンター』の公開前に、要にインタビューしたのだが、彼は沢嶋の衣装で現れ、取材現場が盛り上がったことを覚えている。ゴーグルも装着してくれていて、カメラマンも大興奮だった。要の『タイムスクープハンター』への真摯な想いが伝わってきて、ずっと番組が続いてほしいと思ったものだ。

現在、要はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演し、明智光秀を演じている。「要潤さんが大河に出ていると、タイムスクープハンターがその時代に来てると思っちゃう」という声も。それくらい、『タイムスクープハンター』は要の代表作の1つとして、視聴者の記憶に刻まれているのだろう。配信でシーズン1〜6を楽しみつつ、ぜひ新作も観たいので、番組の復活を願わずにはいられない。


出典:NHK『タイムスクープハンター』NHKアーカイブスより

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP

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