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多摩川を通過「え?」川の真ん中に人の頭が…?見間違い?それとも…。日常の風景に潜む「異常」を演出した短編漫画【作者に聞く】

  • 2026.4.24

いつも見えている風景に違和感を感じた。多摩川の真ん中に人の頭が見える。見間違い?それとも…。真相を確かめるために河川敷へ向かった…。zinbeiさんの『多摩川三篇』を紹介するとともに話を聞く。

日ごろ利用する電車・何度も見ている風景に潜む「異常」を演出

「多摩川三篇」第一篇(2) 画像提供:zinbei(@tz036)
「多摩川三篇」第一篇(2) 画像提供:zinbei(@tz036)

「多摩川」をモチーフに三篇のストーリーが展開される。「第一篇の冒頭に登場する『電車内から一瞬見える多摩川』という風景は、私が会社員時代に実際に見ていたものです。川を跨ぐ路線はいくつもあると思いますが、日ごろ利用する電車・何度も見ている風景に潜む『異常』を演出しました」と、こだわったポイントを話す。

「多摩川三篇」第一篇(1) 画像提供:zinbei(@tz036)
「多摩川三篇」第一篇(1) 画像提供:zinbei(@tz036)

「第二篇については、大きな河川には広大な雑木林がつきものですが、すぐそこの雑木林の中ですら何が行われているかもわからない『未知性』の雰囲気にこだわりました」というzinbeiさん。農作業をしていると思っていた男性は、「反省をしている」と言う。何を反省しているのか?疑問に思った男が作業場をのぞいてみると…!?

「多摩川三篇」第二篇(3) 画像提供:zinbei(@tz036)
「多摩川三篇」第二篇(3) 画像提供:zinbei(@tz036)

「第三篇では、海、川、湖などの水面の様相がいついかなるときも普遍的であるというところに着目し、日常世界と時間に置き去りにされた二人のキャラクターと、表情を変えずに流れ続ける多摩川という対比を強調しました」とのこと。突然現れたらせん階段。多摩川を見渡せる日常世界から人々が消えたのか、女子高生が閉じ込められたのか…。

「多摩川三篇」第三篇(2) 画像提供:zinbei(@tz036)
「多摩川三篇」第三篇(2) 画像提供:zinbei(@tz036)

そんなzinbeiさんは現在、自身が作画を務める『酒と鬼は二合まで』をやわらかスピリッツにて連載中。こちらの作品については、「原作者である羽柴さんと二人三脚で連載してきた当作品ですが、ここまでの閲覧と反響をいただいたことに二人で大喜びしています! 」とコメント。

「多摩川三篇」第三篇(1) 画像提供:zinbei(@tz036)
「多摩川三篇」第三篇(1) 画像提供:zinbei(@tz036)

最後に、「連載作品の執筆はもちろんのこと、商業・自主制作問わずこれからもおもしろい漫画制作に励んでまいります。読者の皆さまにはこれからも暖かく見守っていただけましたらうれしいです。これからもよろしくお願いいたします」と、読者へメッセージを寄せた。

取材協力:zinbei

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