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4月22日はコアラのダブル誕生日!横浜市立金沢動物園のハリーとポポロおめでとう

  • 2026.4.22
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4月22日、横浜市立金沢動物園の人気者、コアラの「ハリー」と「ポポロ」(いずれもオス)が揃って誕生日を迎えました。1984年にコアラが初来日し、「コアラのマーチ」が発売されてから40年以上。今もなお日本中で愛されるコアラたちですが、実は今、日本の動物園では大きな転換期を迎えています。

日本にわずか60頭あまり

現在、日本国内でコアラを飼育しているのは7施設。個体数は、かつてピーク時は100頭近くまで増えましたが、高齢化などによっていまは60頭前後にまで減少しています。現在は各園が協力し、繁殖を進めるネットワークが命を繋ぐ鍵となっています。

この日4歳になったハリーも、その大切なバトンを受け継いだ一頭。お母さんの「コハル」は、埼玉県こども動物自然公園で生まれ、2021年に横浜へやってきてハリーを産みました。現在は故郷の埼玉へ戻っていますが、ハリーはこうして園同士の協力によって誕生した一頭です。

小さな体で見せた力強さ。ハリーへのメッセージ

横浜市立金沢動物園の公式Xでは、2頭への愛情が綴られました。4歳を迎えたハリーは、生まれたばかりの頃の忘れられないエピソードが紹介されました。

公式Xより:「コハルの袋から出てきた時は、とても小さくて不安になりましたが、ギュッと母をつかむ力強さと堂々としているコハルを信じました。こんなに立派に育ったハリー。天国からチャーリー父さんも見ててくれてるんじゃないかな。ハリー4歳のお誕生日おめでとう。これからもよろしくね」

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ハリー=横浜市立金沢動物園公式Xより

不安を吹き飛ばすような力強い手つきで、お母さんにしがみついていたというハリー。立派に成長したその姿は、お父さんのチャーリーへの最高の報告になったはずです。

多くの愛に包まれて…ポポロへのメッセージ

群れの愛情を一身に受けて育ったというポポロへは…

公式Xより:「出袋してからも日中はずっと袋の中で夜中こっそり出ていたポポロ。きっと天国へ行く前にぼたんお婆ちゃんはポポロに会っていたと思います。たんぽぽ母さんとひなぎく叔母ちゃんに見守られ、たくさんの愛に包まれて育ったポポロ。みんながあなたを育ててくれました。ポポロ誕生日おめでとう」

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たんぽぽとポポロ(右)=横浜市立金沢動物園公式Xより

おばあちゃんから叔母さんまで、「家族総出」で育てられたポポロは2歳になりました。穏やかな成長は、飼育員にとっても、天国で見守る先代たちにとっても、何よりの誇りでしょう。

お誕生日おめでとう、ハリー、ポポロ、これからも元気な姿をみせてください!

■横浜市立金沢動物園 https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/
公式X:横浜市立金沢動物園【公式】@kanazawazoo317

ライターコメント

子供のころは「いて当たり前」だと思っていたコアラですが、ユーカリの確保を含めた飼育の難しさ、そして国内60頭前後という現状を知ると、一頭一頭との出会いがより尊く感じられます。ハリーやポポロのような新しい命が繋がっていくために、私たちにできることは、まず動物園を訪れて「知る」ことです。かわいい姿に癒やされるだけでなく、その背景にある挑戦も一緒に応援していきたいと思いました。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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