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同期から「お前の企画なんて通るわけないだろ」と笑われた私→コンペの結果発表で私の頑張りが報われた

  • 2026.4.22
ハウコレ

社内コンペに応募すると決めたとき、最初に笑ったのは同期でした。悔しさを飲み込みながら企画を磨き続けた数カ月間と、結果発表の日に感じた思いがけない感情のことを書きます。

笑われた企画書

入社3年目の秋、社内の新規事業コンペの募集が回ってきました。ずっと温めていたアイデアがあり、思い切って応募しようと決めました。企画書の草案を昼休みにまとめていたとき、隣の席の同期が画面を覗き込んできたのです。

「お前の企画なんて通るわけないだろ」軽い口調でした。

そのまま企画書に目を通して「レベルが低い」と笑いました。周りに人がいなかったのがせめてもの救いでした。

それでも出すと決めた夜

数日後、同期がまた声をかけてきました。「恥をかくだけだぞ」「誰に見せたって同じこと言われるよ」善意のような顔をして、とどめに「今回のコンペ、出すのやめたら?」と言いました。

でも、やめる気にはなれませんでした。

その夜から、退勤後に会議室を借りて企画書を一から作り直しました。市場調査をやり直し、数字の根拠を固め、プレゼン資料を何度も修正しました。

同期には何も言わず、ただ黙って準備を続けたのです。

掲示板に貼り出された名前

コンペの結果は、3階エレベーター前の掲示板に貼り出されました。人だかりの後ろから覗くと、最優秀賞の欄に自分の名前がありました。

翌日の全体朝礼で、部長が私の企画を紹介してくれました。「地道に努力する人間が、最後にちゃんと届くんだよ」その言葉を聞いたとき、目頭が熱くなりました。

朝礼のあと、ちらりと同期の席を見ると、同期はまっすぐ前を向いたまま動いていませんでした。

そして...

正直に言えば、「ざまあみろ」と思う気持ちがなかったわけではありません。でもそれよりも強く残ったのは、あの数カ月間の夜の会議室の蛍光灯の光でした。

誰にも見せず、誰にも褒められず、ただ画面に向かっていた時間。あの日々が報われたことが、何よりうれしかった。同期を見返したかったのではなく、諦めなかった自分を信じてよかった。

掲示板の名前よりも、そのことのほうがずっと大切でした。

(20代女性・企画職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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