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【小倉北区】小倉 縞縞が「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞

  • 2026.4.21

初めまして!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のめぐっちです。生まれ育った北九州を中心に耳寄りな情報をお伝え出来たらと思います。どうぞよろしくお願いします。

今回、小倉 縞縞(しましま)製造部の方々が第10回「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞したことを記念し報告会が開催されたので取材してきました。

美しいグラデーションのしま模様

小倉 縞縞とは?

「小倉織」は江戸時代から豊前小倉藩に伝わり、一般的な織物の2倍以上の経(たて)糸を高密度に織り上げ、地厚で丈夫、しなやかな質感、立体的で美しいたて縞(じま)グラデーションが特徴の綿織物です。昭和初期には小倉に機械織の工場がたくさんありましたが時代とともになくなり一度は途絶えてしまいました。その後、今回の受賞者の一人であり小倉 縞縞 専務の築城弥央(ついきみお)さんの母で染織家の築城則子(ついきのりこ)さんにより手織りで復元・再生されました。2007年には外注による機械織に成功し「小倉 縞縞」が誕生。タイムリーなデザイン開発を目指し2018年に工場を設立しました。現在は小倉織だけでなく、その伝統技術をもとに「木綿とウール」の自然素材をミックスするなどオリジナル生地の開発・製造を行い革新的なインテリア向けファブリックとして国内外で新市場の開拓を進めています。今回は「小倉織」の量産化・内製化による独自生地の開発及び関連製品の市場拡大が認められ「ものづくり日本大賞」優秀賞に輝きました。

「小倉織は一度途絶えてしまった。続くことが当たり前ではないと常に心に持っている!」と力強く語ってくれた築城弥央さん
左から、内山啓大(うちやまけいた)さんと堀北治希(ほりきたはるき)さん
木綿とウールの自然素材を使った生地を開発し、ソファーなどのインテリア製品へ

小倉織ってどんな工程??

「伝統工芸」の工場と聞いて薄暗くほこりっぽいような、夏は暑くて冬は寒い厳しい環境というイメージを勝手ながら持っていましたが、頑丈なビルの一角でキラキラと明るくときめく様な美しいたて縞(じま)があちらこちらにありとても驚きました。

その工程を工場長の三満田(みまんだ)さんが詳しく説明してくださいました!糸を染色工場へ発注→整経(せいけい)機にかける→織機にセットして織る→検反(けんたん)するという工程だそうです。機械とその際の作業一つ一つの説明をうかがい、機械織によって量産化に成功したとはいえ細やかに人が作業して丁寧に作り出されてようやくこの美しい縞縞(しましま)が生まれるのだという事がわかりました。

整経:経(たて)糸をデザイン通りに並べる工程を行います。作業中は大きな音ですが帰宅前に糸をセットしておくと自動で動いてくれるそうです
織機:整経したたて糸をセットしてよこ糸を打ち込んでいきます。数千本のたて糸の数だけ部品を準備するそう
検反:切れた糸などが混入していないか目視や手で触って取り除きます。この段階で修正すると、きれいな生地に仕上がるとのことでした

小倉 縞縞 本店では建築家隈研吾氏とコラボレーションした生地を使ったカーテンやインテリア「KUMASHIMA」や小倉織の高い製織(せいしょく)技術を活かした霜降りグレーのデニム生地「KOKURADENIM」を実際に見ることができるそうです。

伝統工芸品であり美術品とも言える小倉織!美術館を訪れるような気持ちで覗いてみるのはいかがでしょう???

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