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「お前のママ、センス悪っ!」私の母を見下す同級生。運動会の大逆転劇でマウント親子が赤恥!!

  • 2026.4.21

私が小学5年生のときのことです。同じクラスには、いつも私に意地悪ばかりしてくる男子児童がいました。授業参観に来た私の母の服装を「だっせぇ~」とからかうなど、常に人を見下すような態度をとる彼。「やめて!」と何度注意しても聞く耳を持たず、私はつくづくウンザリしていました。しかし、そんな彼と運動会の日に思わぬ形で決着がつくことになるとは、このときの私は思いもしませんでした。

運動会に現れたド派手な保護者の正体は……

迎えた運動会当日。保護者エリアにはたくさんの家族が集まり、大にぎわいでした。そんな中、周囲から完全に浮いている保護者が……。

まるでパーティー会場にでも行くかのようなワンピースに、カツカツと響く高いヒールのサンダル姿の女性。そしてその隣には、体にフィットしたスポーツウェアを着こなす、筋骨隆々の男性が自信ありげに立っていました。

みんなが譲り合ってレジャーシートを敷いている中、彼らは必要以上に広い場所を取り、後ろの人が見えなくなるのもお構いなしに大きな日傘を差しています。一体誰の親だろうと思っていると、なんと私に意地悪をしてくる彼の両親だったのです。

お昼のお弁当タイムになると、彼はまた私のところにやってきました。私の手作り弁当を見るなり「お前の家の弁当、地味だな! うちは高級デリの特注オードブルだけど♪」と嫌みを言ってきます。母の愛情がたっぷり詰まったお弁当はおいしかったものの、彼からの心ない言葉にはイライラさせられっぱなしでした。

自慢げな同級生から突然の「宣戦布告」

「俺のパパは昔、陸上の県大会で優勝したんだ。だから午後の保護者対抗リレーはアンカー! お前の母ちゃんじゃ絶対勝てないよな」彼は突然、父親の身体能力を笠に着て、得意げに自慢してきました。

実は私の母も、クラスの保護者たちから足が速そうだと推薦されてアンカーを任されていたのです。私は言い返したい気持ちをぐっとこらえていました。何を言われても笑顔で対応していた母は、隣でそんな私たちのやりとりを静かに聞いていました。そして、私に向かって小声で一言、「まぁ、見てなさい」とだけつぶやいたのです。

いざアンカー勝負! 明かされた母の「素顔」

いよいよ保護者対抗リレーのアンカーが待機する入場門でのこと。私は母のことが心配で、そばで見守っていました。すると、彼の父親は母の隣に立ち、「こりゃ早歩きしてあげないとかわいそうかな」とわざとらしく挑発してきました。親子そろって似た者同士だなとあきれていると、母が静かに口を開きます。

「そんなに自信満々なら、ちょっと勝負しませんか? 勝ったほうが負けたほうの言うことを一つ聞くということで」。まさかの提案に、彼の父親は鼻で笑って「おもしろいですね」と応じました。

いよいよ保護者対抗リレーが始まりましたが、母のチームは大きく遅れをとり、アンカーにバトンが渡る直前には最後尾という絶望的な状況。一方、彼の父親は先頭でバトンを受け取り、ドヤ顔でトップを独走中。さすがに勝ち目はないな、と私ががっかりしてうつむきかけた、そのときです。

バトンを受け取った母は、それまでの穏やかな雰囲気から一変、無駄のないしなやかなフォームで駆け出しました。前を走る保護者たちをあっという間にごぼう抜きにしていきます。会場からは大きなどよめきと歓声が沸き起こりました。

そして、あんなに余裕を見せていた彼の父親の背中にもあっさり追いつき、まったく寄せ付けることなく抜き去って、見事にトップでゴールテープを切ったのです。

実は、私の母は昔、本格的に陸上をやっていた経験があり、今でも毎朝のランニングを欠かさない人でした。そんな母の隠された「素顔」と圧倒的な実力を見せつけられ、彼は完全に言葉を失い、ポカンと立ち尽くしていました。

母が突き付けた「一つの条件」と同級生一家の末路

「勝ったほうが負けたほうの言うことを一つ聞くという約束でしたね」。競技終了後、母は彼のご両親のところへ歩み寄り、これまでの私や周囲に対する彼の失礼な言動を伝えました。そして、そのあとに母が提示した条件は意外なものでした。

「お子さんを、人を傷つけない思いやりのある子に育ててください。これが私からのたった一つの条件です」。さらに母は、「人を見下す言葉は、相手を傷つけるだけでなく、いずれお子さん自身も苦しめることになります。どうか、人を思いやれる子に育ててあげてください」と毅然と伝えたのです。


事実と正論を突きつけられ、先ほどまでの威勢はすっかり消え失せたご両親。父親は私や母とまともに目を合わせることもできず、恥ずかしさから顔を真っ赤にしてうつむき、母親もバツが悪そうに視線を泳がせていました。そして、彼らは消え入るような小さな声で「ごめんなさい」と言って逃げるようにその場を後にしていきました。

◇ ◇ ◇

子どものしつけや言動は、普段の親の振る舞いが大きく影響するもの。人を思いやる気持ちを育てるためには、まずは大人が見本となる必要があります。子どもに見られて恥ずかしくない言動ができているか日々の生活を振り返り、相手の立場に立った思いやりのある態度を心がけていきたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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