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部屋が丸見えの外階段、ふと視線を感じて…→1時間立ち尽くす謎の人物。実話ゆえの“解決しない怖さ”に鳥肌【漫画の作者に聞く】

  • 2026.4.20
隣のアパートの外階段1-2 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-2 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)

外階段の付いたアパートを上ると、隣家の部屋の中が見えてしまう。カーテンを開けたままにしていると、ふとした瞬間に隣人と視線が合うこともある。そんな物件に住んでいた友人の実体験を漫画化した、退屈健(@taikutsu1)さんの「隣のアパートの外階段」を紹介する。本作は実話ベースのため、劇的な解決やスッキリとしたオチがあるわけではない。しかし、それゆえに「人間の存在が一番怖い」と感じさせる一作だ。

隣のアパートの外階段1-3 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-3 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-4 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-4 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-5 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)
隣のアパートの外階段1-5 画像提供:退屈健(@sentakubasami1)

カーテンの向こうに佇む、見知らぬ「影」

舞台は、隣のアパートの外階段から自室が丸見えになってしまう環境だ。あるとき、友人は自室で逆立ちをしていた。カーテンを閉めていなかったため、外から見れば足だけが垂直に伸びている、まるで映画「犬神家の一族」のようなホラーな光景だったに違いない。「外から見えたら不気味だろうな」と慌ててカーテンを閉めようとしたそのとき、外階段に1人の女性が立っていることに気づく。

1時間経過しても動かない女性。その正体は

それから1時間が過ぎても、カーテンの向こうにはまだ女性の気配があった。一体何をしているのか、そもそも自分にしか見えていない存在なのか。不安に駆られた友人は知人に電話をかけるが、作り話ではないかと疑われてしまう。潔白を証明するため、女性を撮影しようと窓の隙間からスマホを向けた瞬間、事態は急変する。

本作を描くうえで退屈さんは、「ホラー漫画の描き方は手探りだったが、自分なりに読んでゾッとする雰囲気になるよう意識した」と語る。特に読者から悲鳴が上がったのは、何者かがポストに何かを投入するシーンだ。描いている本人は「ずっとそのコマを眺めていたら、怖いのかわからなくなっていた」と笑うが、静止した画面から伝わる緊張感は本物である。

解けない謎が残す「実話」のリアリティ

結局、この女性が誰だったのか、何が目的だったのかは分かっていない。退屈さんは「スッキリと謎が解けたわけではなかったので、怖いというより先に友人の身が心配になった」と当時を振り返る。なお、ラストの投函については「女性が去ったタイミングとチラシが投函されたタイミングが重なっただけで、別人だった可能性が高い」と分析しているが、その偶然性こそが現実の不気味さを引き立てている。

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