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アンドルー元王子絡みでバッシング。ベアトリス王女の夫エドアルド・マペッリ・モッツィとは何者?【ピーチズのOM(F)G!】

  • 2026.4.20
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アンドルー元王子が逮捕されて以来、元妻セーラ・ファーガソンや娘たちといったヨーク家メンバーに対する世間の目は激しくなるばかり。英国王室内でも、未来の国王ウィリアム皇太子もヨーク家と距離を置いているのは明らかだ。そんななかで、ベアトリス王女の夫、エドアルド・マペッリ・モッツィがバッシングを受けている。いったい何が起きたのか、人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesが分析。

※ポンド円、ユーロ円表記は2026年4月15日現在の通貨レートで算出。

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エドアルド・マペッリ・モッツィ氏ってどんな人?

現在アンドルー元王子の周りでメディアのターゲットとなっているのが、ベアトリス王女の夫で実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィ氏だ。ルーツはイタリアにあるが英国生まれ英国育ち、不動産開発企業のCEOであるエドは、2020年7月にウィンザー城内の教会でベアトリス王女と華やかな式を挙げ、現在ふたりの娘たちを育てている。

交際が明らかになったのは2019年。メディアはすぐにエドを「由緒正しいイタリア貴族で裕福なビジネスマン」と持ち上げ始めた。

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イタリア貴族の末裔

実父アレッサンドロ(通称アレックス)はアルペンスキーの元イギリス代表で、1972年の札幌五輪にも出場したオリンピアン。アルゼンチン生まれだがイタリアにルーツがあり、伯爵という肩書きを持っていると信じられていた。そのためエドも将来的には伯爵となり、ロンバルディアにある先祖代々の城ヴィラ・マペッリ・モッツィを受け継ぐというのが結婚当時、メディアが書き立てた筋書き。

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ただし、エドは幼い頃に、両親が離婚している。母親ニッキーは、保守党の政治家も務めた裕福な実業家クリストファー・シェール氏と再婚。シェール氏はエドと姉ナタリアを非常に可愛がり、エド自身もさまざまな場面で養父を称賛している(実父アレックスに関しては、公式に語ったことはないようだ)。シェール氏がグラストンベリー・フェスティバル中に心臓疾患で急死した後は、エドは巨額の遺産を手に入れたと思われていた。つまり貴族の血筋であり、資産もたっぷりな美男子エドはプリンセスの夫に相応しい男性だったのだ。

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元パートナーとの間に息子が一人

ベアトリス王女の前に現れた“プリンス・チャーミング”――エドを絶賛するメディアは、エドと台湾系アメリカ人の元パートナー、ダラ・ファンが破局した時期に関しても大騒ぎすることはなかった。元パートナーとは当時2歳になる息子クリストファーを育てていたが、ベアトリス王女との交際をきっかけに離婚に至ったのだった。つまり、二股だった時期があるわけで、どう考えても円満破局ではなかったようだ。元パートナーがエドとの関係について現在に至るまで沈黙を貫いているのは、彼女が息子を深く愛しているから。息子の父親を批判しないと決意しているのだろう。

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評判が一変

ベアトリス王女との交際発覚以来、メディアから攻撃されることのなかったエドだが、アンドルー元王子の逮捕後はベアトリス王女と破局寸前と書き立てられている。もちろん根拠は薄いのだが、エドの人生を掘り下げる調査報道もスタートしている。元同僚のなかには「エドがベアトリス王女と結婚したのは、王室との関係をビジネスに利用して、自身の利益を得るため」という人もいるようだ。

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元同僚によるとエドが23歳で起業した会社は当時、そこそこの成績だったが、「王室との関わりが深まったことが彼と会社の転機となった」とのこと。欧米の上流階級における自身の地位を揺るぎないものにするためだった、と彼を非難する王室ジャーナリストのコメントなども引用された記事などもある。

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「デイリー・メール」紙が暴いた衝撃の事実

そんな状況のなか、驚くほどの取材力(?)を発揮したのが「デイリー・メール」紙だ。エドのルーツであるイタリアに飛び、実父アレックスの従兄弟であるダリオ・マペッリ・モッツィ氏にインタビュー。その結果、エドの家族はマペッリ・モッツィ家の分家であり、伯爵の肩書など元から所有していないことが明らかに!

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さらにエドが将来的に受け継ぐとメディアが世間に思わせていたヴィラ・マペッリ・モッツィの所有権はダリオ氏と彼の姉、もう一人の従兄弟のものと明言されてしまった。つまり、エドは正当な相続者ではなかったのだ。イタリアの土地登録記録によるとエドの父親はヴィラ内の小さな果樹園の所有権だけを持っているようなので、エドが受け継げるとしたらこの果樹園だろう。

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そして、このヴィラはヨーロッパの多くの城が抱える問題も抱えている。老朽化が進み、修復・維持費に莫大な費用が必要なのだ。評価額は250万ポンド(約5億3891万円相当)以下で、ダリオ氏によると、以前に300万ユーロ(約5億6209万円相当)で売却しようとしたが交渉が決裂。その後、福祉施設への転用企画も持ち上がったが、修復・維持費の問題が立ち塞がり、頓挫したという。由緒正しいとはいえ、ある意味、お荷物のような城なので、エドとしても受け継ぐ必要がないとわかってスッキリしたかもしれない。

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ところで、取材に答えたダリオ氏は、「会った事はない」と言いながら、エドと彼の姉の存在は認識している。数年前にトスカーナ地方を訪れたエドが立ち寄る可能性があったが実現しなかったようだ。ダリオ氏は「エドはイタリア語を話せないと思う」とまで言い切っている。イギリスのメディアはこれまでエドを「イタリア人」と書いてきたが、実際はイギリス生まれのイギリス育ち。イタリア系イギリス人というところか。

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エドの実父はノーコメント

「デイリー・メール」紙は南仏にも飛び、父親アレックスにも取材したが、「言いたいことはあるが、それについて話すつもりはありません。息子のことは息子に聞いてください」とエドに関するコメントを拒否している。アンドルー王子の逮捕後、「エドの “貴族の” 父親が激怒している」なんて記事も出たが、全部でまかせだったわけだ。アレックスは3度の離婚後、スペイン人パートナーと共に貸別荘事業を営んでいる。悠々自適なので、謝礼欲しさに息子をゴシップ誌に売るなんてことをする必要もないのだ。

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「デイリー・メール」紙はエドの資産も綿密に調査している。継父シェール氏から相続した遺産は65万ポンド(約1億4010万円相当)で、他には「エルメス」のネクタイと時計のコレクションの半分、エメラルドのカフスボタン、ショットガン、大理石のチェスセット、象牙のヘアブラシ、「デュポン」のライターを譲られたという。

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意外にも金銭感覚は庶民的?

シェール氏がパーソナルな愛用品をエドに遺していることから親密な父子関係が伝わってくるが、決して巨額の資産というわけではない。2021年にコッツウォルズに購入した350万ポンド(約7億5440万円相当)の邸宅の支払いも銀行ローンを組んでいる。富裕層をターゲットにした不動産開発企業「BANDA」のCEOではあるが、個人資産はさほど多くないのだろう。

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メディアの手のひら返しを受けた夫婦の行く末は?

「デイリー・メール」紙の調査報道で明らかになったのは、エドが貴族でもなんでもなかったことと、庶民的な金銭感覚の持ち主ということ。もちろん祖先が貴族なのは間違いではない。とはいえ、アンドルー元王子が逮捕されるまでは散々っぱら褒めちぎっていたエドを、英国メディアは今や貶めるのに夢中だ。褒めて落とす? エドとベアトリス王女は今、メディアの手のひら返しに打ち震えているかも。

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