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【実話】「俺を夜逃げさせて」震える友人の告白… アイドルのポスターに嫉妬し、刃物を持ち出す彼女から逃れるための決断【作者に聞く】

  • 2026.4.17
『夜逃げ屋日記』61-1 画像提供:宮野シンイチさん
『夜逃げ屋日記』61-1 画像提供:宮野シンイチさん

子ども時代から漫画を好み、ユーモア溢れる作品を発表している宮野シンイチさん(@Chameleon_0219)。X(旧Twitter)で公開された『夜逃げ屋日記』は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、同作の第61〜62話のエピソードを中心に、行き過ぎた束縛が招いた悲劇を紹介する。

61-2 画像提供:宮野シンイチさん
61-2 画像提供:宮野シンイチさん
61-3 画像提供:宮野シンイチさん
61-3 画像提供:宮野シンイチさん
61-4 画像提供:宮野シンイチさん
61-4 画像提供:宮野シンイチさん

数年前、宮野さんは友人から、絵画教室で講師を務める「豚ランド」さんを紹介された。教室に通い始めて3カ月が経過したころ、宮野さんは豚ランドさんから新しい彼女の大月リサさんを紹介される。

豚ランドさんは、絵画教室の際も食事の際も、常にリサさんを同伴させていた。付き合ってすぐに同棲を開始したという2人だが、ある日3人で買い物に出かけた際、宮野さんは豚ランドさんの顔色の悪さに気づく。「大丈夫?気分悪いの?」と声をかける宮野さんに、豚ランドさんは「ちょっと考え事を……」と言葉を濁すだけであった。

アイドルのポスターを破り捨て、刃物を突きつける異常な独占欲

その直後、リサさんの異常性が露呈する。壁に貼られたアイドルのポスターを見た宮野さんが、良かれと思って「豚ランド君の大好きな最上川ガモちゃんのポスターだよ!」と教えた瞬間、リサさんはそのポスターを無残にビリビリに破り始めたのだ。彼女は、豚ランドさんが好きなアイドルにさえ激しい嫉妬心を抱いていた。

その場は解散したものの、直後に豚ランドさんから「1時間後に公園へ来てくれ」と切実なメッセージが届く。再会した豚ランドさんの口から語られたのは、驚愕の同棲生活だった。

3カ月前、リサさんは突如として豚ランドさんのアパートに転がり込み、半ば強制的に同棲を開始。さらに彼のSNSを確認し、女性フォロワーを全員ブロックするという暴挙に出ていた。豚ランドさんが「やりすぎだ」「浮気なんてしていない」と抗議すると、彼女は表情を一変。「あんた男失格よ!」「絶対浮気してる!」と罵声を浴びせ、ついには刃物まで持ち出したという。同様の騒動が週に何度も繰り返され、そのたびに警察を呼ぶ事態に陥っていた。

「絶句した」著者が語る、友人からのSOSと夜逃げの決断

精神的に追い詰められた豚ランドさんは、震える声で宮野さんに訴えた。「オイラを……夜逃げさせて欲しいブヒ……」。

当時の心境について宮野さんは、「最初は彼女の異常性に全く気づかず、むしろ美しい女性と付き合えている友人をうらやましく思っていました」と振り返る。しかし、本人から呼び出されて凄惨な実態を聞かされたときは、言葉を失ったという。「絶句しました。ちょっと言葉にならなかったですし、自分の察しの悪さを呪いました」と、当時の衝撃を語った。

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