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「奢ってくれる先輩=いい先輩」は大間違い!?社会人2年目で気づいた〝本当にいい先輩〟の行動とは・・・

  • 2026.4.9
andGIRL

読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!入社2年目の新人が体験した、先輩との食事会での出来事。気前よく奢ってくれる先輩の裏の顔とは?そして、窮地の彼女を救った思いがけない人物とは!?

入社2年目の私にとって憧れの先輩と初サシ飲み!

 私が入社して2年目の頃のことです。仕事にも少しずつ慣れてきましたが、社内の人間関係にはまだ気を遣う日々が続いていました。そんな私にとっての憧れは、よく部署の後輩たちをご飯に連れて行ってくれる、気前のいい先輩でした。いつも笑顔で、後輩の会計まで全てスマートに済ませてくれる姿を見て、「私も将来はこんな風に余裕のある素敵な先輩になりたい」と本気で先輩を尊敬していました。

ある日の終業後、その憧れの先輩から「今日、美味しいイタリアンのお店に行かない?」と突然声をかけられました。これまで大人数の飲み会でご一緒したことはありましたが、サシ飲みは初めての経験です。仕事のアドバイスが聞けるかもしれないと、私はもちろん「行きたいです!」と応えました。案内されたのは予約必須の素敵なお店で、先輩は「好きなものを頼んでいいよ」と優しく微笑んでくれました。私の期待は最高潮に達していました。

楽しいサシ飲みのはずが、果てしなく続く会社の愚痴・・・

 しかし、乾杯をして料理が運ばれてきた途端、事態は急変しました。先輩の口から飛び出してきたのは、上司への不満や同僚の悪口、会社への愚痴ばかりだったのです。「あの人のやり方はあり得ない」「私ばかり損をしている」と、止まらないネガティブな言葉の数々。先輩は私にアドバイスをしたかったのではなく、ただ自分の愚痴を黙って聞いてくれる、都合のいいサンドバッグのような存在を探していただけでした。

食事を楽しむ余裕など全くなく、私はひたすら「そうですね」「大変ですね」と愛想笑いを浮かべて相槌を打つマシーンと化していました。奢ってもらっている手前、自分から「帰りたい」と言い出すこともできません。時計の針はどんどん進んでいくのに、先輩の愚痴は一向に終わる気配がなく、私の精神力はみるみるうちに削られていきました。憧れの先輩の裏の顔を知ってしまい、ただただ後悔と疲労だけが募っていきました。

一方で、仕事には厳しく絶対に食事を奢ってくれない別の先輩

私の部署にはもう一人、教育係を担当してくれている別の先輩がいました。この先輩は仕事に対して非常に厳しく、少しでもミスをすれば容赦なく指導が入ります。お昼休みに一緒にランチへ行くこともありましたが、会計はきっちり1円単位で割り勘。気前よく奢ってくれることは一度もありませんでした。正直なところ、私は「少し冷たい人だな」「ケチなのかな」と敬遠気味で、どちらかといえば苦手意識を持っていたのです。

愚痴地獄の食事会はすでに3時間が経過していました。私の顔からは完全に生気が失われ、愛想笑いすら引きつるようになっていました。「もう無理、誰か助けて・・・」と心の中で叫んだその時です。カランとお店のドアが開き、見覚えのある姿が入ってきました。なんと、あの仕事に厳しくて割り勘主義の先輩だったのです。友人と飲みに来たようでしたが、先輩はすぐに私に気づき、こちらの異様なテーブルの空気に気が付いてくれたのです。

まさかの神対応!スマートな会計で私を救出した予想外の行動

 厳しい先輩は私たちのテーブルへツカツカと歩み寄り、愚痴を言い続ける先輩に向かって「うちの後輩を、あまり困らせないでください」と言い放ちました。そして、驚く私の腕を引いて立ち上がらせると、レジへ向かい、なんと私たち2人分の会計を自分のクレジットカードで一括で支払ってくれたのです。普段は1円単位で割り勘にするあの先輩が、一瞬の躊躇もなく大金を払う姿に、私はただ呆然としていました。

そのままお店の外へ連れ出された私は、何度も頭を下げてお礼を言いました。すると厳しい先輩は「明日も仕事なんだから、早く帰りなさい」とだけ言い残し、颯爽と夜の街へ消えていきました。お金を出して愚痴を聞かせる先輩と、お金は出さないけれどいざという時に全力で守ってくれる先輩。本当に「ついていくべき良い先輩」とは誰なのか。私はこの日、社会人として一番大切な教訓を身をもって学ぶことになったのです。

いかがでしたでしょうか。表面的な羽振りの良さや優しさだけで、人の本質を見抜くことは難しいですね。本当に困っている時に手を差し伸べてくれる存在こそが、職場において最も信頼すべき人なのかもしれません。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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