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アーユルヴェーダ×プラントベースで整う! ドロミテの絶景ホテルで究極のデトックス旅

  • 2026.4.8
Hanako

25ans読者のみなさん、改めまして、こんにちは! ミラノを拠点に、Plantful Journey ウェルネスアカデミーを運営し、ウェルネスコーチとして活動しているヴェルヌ華子です。

これまで私のプラントベース・レシピ連載を読んでくださってありがとうございました。

今月からスタートするこの連載では、私が暮らすミラノでの日々を中心に、食、ファッション、旅、そしてマインドセットなど、「制限する」のではなく「豊かさ」を選ぶ、心身を満たすホリスティックなライフスタイルをお届けしていきます。



私がプラントベースホールフードに魅了された理由

Hanako

少しだけ私の自己紹介をさせてください。私は以前、パリのCHANEL本社でMDマネージャーとして働いていました。外から見れば、華やかで順風満帆なキャリア。でも実態は、激務と育児の自転車操業で、慢性的な疲労とエネルギー不足に悩む日々でした。

そんな私を救ってくれたのが、パリで偶然出会った「プラントベースホールフード(植物由来)」の食事でした。彩り豊かで、驚くほど美味しく、食後の身体がふわっと軽い。植物の力を取り入れることで、長年の便秘や不調が嘘のように消え、心にも余裕が生まれました。「食べるものを変えるだけで、こんなにもエネルギーに満ちあふれ、人生の主導権を取り戻せるんだ!」と感動し、食や生活習慣から心と身体を整えていく方法を伝えていくために起業を決意しました。

毎年、代官山で開催しているプラントベースの体験型イベント「Plantful Inspirations」 Shinya Nishizaki

「頑張らないウェルネス」で、毎日を心地よく整える。そんな私らしいミラノでのリアルな日常が、みなさんの毎日を少しでも明るく照らすインスピレーションになれば嬉しいです。

ミラネーゼが愛するドロミテ山脈へ。心と体を満たす旅

さて、連載第1回にお届けするのは、北イタリアの絶景、ドロミテ山脈での「ウェルネス・リトリート」な過ごし方。

山の日差しは強いけど、まだまだ寒いドロミテ山脈。電車移動も楽なバレルジーンズをCHANELのジャケットでドレスアップ Hanako

先日、ロンドンに住んでいる友人と2人で、2泊3日の女子旅へ行ってきました。向かったのは、ミラノから電車で3時間ほどの場所にある南チロル地方。このあたりは冬はスキー、夏は避暑地としてミラネーゼにも大人気のエリアなんです。

Hanako

私たちが滞在したのは、「Ayurveda Resort Engel Ayurpura(エンゲル アーユルプーラ)」。イタリアの雄大な山々の息吹を感じながら、本格的なアーユルヴェーダが体験できるホテルです。



アーユルヴェーダとプラントベースの関係は? 脳を休める「シロダーラ」を体験

今回の旅の目的は、ひたすら心と体を「空っぽ」にして、リセットすること。私たちは2泊3日のリトリートパッケージで、4つのアーユルヴェーダの施術を受けました。

Hanako

中でも私が一番感激したのが、「シロダーラ」というトリートメント。温かいハーブオイルを、額の中央(第三の目と呼ばれる部分)に途切れることなく一定のリズムで垂らし続けるこの施術。別名「脳のトリートメント」とも呼ばれていて、受けていると次第に深い瞑想状態に入っていくような、不思議な感覚に包まれます。日々、仕事や育児でフル回転している頭の中の「ノイズ」が静まり、心底リラックスできた至福の時間でした。

アーユルヴェーダは、「ドーシャ」と呼ばれるそれぞれの体質に合わせて、心身のバランスを整えていく伝統医学。実は、私が提唱しているプラントベースホールフードのライフスタイルと、アーユルヴェーダの哲学には、とても親和性があります。どちらも「自然(植物)のエネルギーをいただき、本来の自分の心地よい状態に整えていく」というホリスティックなアプローチだからです。

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滞在中は、スケジュールを詰め込まず、ひたすらゆっくりと。インフィニティプールで冷たい山の空気を感じながら泳ぎ、サウナで汗を流し、メディテーションのクラスで自分の内側と対話する……。澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込むだけで、身体の隅々まで浄化されていくのを感じました。



自宅で試せるTIPSも! 滋味深い野菜とスパイスの力で、内側から美しく

感動したのがお食事! ヨーロッパで旅行をすると胃が疲れるメニューが多くなりがちだけど(笑)、このホテルではアーユルヴェーダの考えに基づいた、胃腸に負担をかけない優しいメニューばかり。朝食は、消化に良いバスマティ米のポリッジに、フルーツのスパイスコンポート、そして豆乳のヨーグルト。

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さらに、毎日新鮮なその日の野菜をじっくり煮込んだ「野菜出汁(ベジブロス)」を作ってくれるんです。野菜のファイトケミカル(抗酸化物質)やミネラルがたっぷりと溶け込んだスープはじんわりと染み渡り、内側から体を温めて、消化力(アーユルヴェーダでいう「アグニ」)を高めてくれました。

TIPS 華子流・スパイス&野菜の取り入れ方】
25ans読者のみなさんにも、ご自宅で簡単にできるTIPSをご紹介しますね。

いつものフルーツにスパイスの魔法
朝食のフルーツやコンポートに、ほんの少しのシナモンやカルダモンパウダーを振りかけてみてください。体を冷やしやすいフルーツも、スパイスの温め効果で胃腸に優しくなり、代謝アップにも繋がります。香りの相乗効果で、エレガントなデザートのような満足感も得られるから不思議。この季節の私のおすすめは、いちご+シナモン。他にも、金柑とカルダモンの組み合わせもぜひトライしてみてください!

捨ててしまう野菜の切れ端が「植物の恵みをいただくスープ」に
玉ねぎの皮やにんじんのヘタなど、普段捨ててしまう無農薬野菜の切れ端は冷凍庫にストックしておいて! お水と少しのお塩でコトコト煮出せば、栄養満点の黄金色の「ベジブロス」が完成。お味噌汁やスープのベースに使うだけで、驚くほど奥深い味わいになり、美肌とデトックスをサポートしてくれます。特に、玉ねぎやにんじんなど甘味がある野菜を入れると一際美味しくなります。


ママも自分ファーストでいい!「私」を満たす時間が、家族への一番のギフト

今回一緒に旅をした友人は、東京、ニューヨークを経て、現在はロンドンで活躍する映画プロデューサー。2歳の男の子を育てながら、日本出張にもワンオペで子供を連れて行くような、とにかくパワフルな女性です。

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そんな彼女が、今回初めて子供をパートナーに預け、自分のためだけの時間を作ってリトリートに参加しました。「子供を置いて旅行に出るなんて……」と、最初は少し罪悪感もあったよう。私たち女性って「母親は自分を後回しにすべき」という見えない「社会圧」を無意識に背負ってしまいがちですよね。

でも、この2泊3日の旅からの帰り道で、彼女は言っていました。「私が私を満たして、エネルギーをチャージすることで、結果的にロンドンで待つ家族にもっと優しくなれる。最高の笑顔で『ただいま!』って言えそう!」と。

彼女のその言葉に、私も深く共感しました。私自身も、子供との時間はもちろん大切ですが、夫であるルイくんと2人だけでディナーや旅行に出かけたり、1人や友人と過ごす時間を意識して取るようにしています。誰かのための「ママ」や「妻」という役割から少しだけ離れ、「私」という人間のバランスを整える。そうやって自分自身のグラスをたっぷりのエネルギーで満たすからこそ、家族や周りの人に優しさや愛をシェアすることができるんですよね。

Hanako

ママになっても、どんなに忙しくても、自分を最優先にする時間を恐れずに作ってほしい。それは決してわがままではなく、周りの大切な人達への素晴らしいギフトになるはず。

あなたも、毎日頑張っている自分に、心と体を解き放つ「リトリート」な時間をプレゼントしてみませんか?

それでは、次回の連載で。

Ciao!

華子

【PROFILE】
ミラノ在住。フランス人の夫と息子と娘の4人家族。2022年に家族でミラノへの移住を機に、米ヘルスコーチの資格をとり、プラントベース・ウェルネスコーチとしてPlantful Journeyを起業。食習慣から人生が変わると話題の3カ月のウェルネスプログラムを主宰し、受講生は200名を超える。ル・コルドンブルー・パリのプラントベース料理ディプロムを日本人として初めて取得し、プラントベース料理のワークショップやケータリング、イベント、レシピ開発も行っている。

Webサイト
@hanako_plantful_journey
@PLANTFULJOURNEY

Photos&Text:Hanako
※この記事は2026年4月8日時点のものです。

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