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【甲斐みのりさん】女性のひとり旅におすすめの温泉宿3選!【ひとり温泉のすすめ】

  • 2026.4.7

GLOW特別編集【ひとり温泉のすすめ】から「ひとり温泉の達人たちに聞く!私のおすすめひとり温泉」をご紹介。今回は旅好きである文筆家・エッセイストの甲斐みのりさんにひとり温泉に行く際の心得やマイルール。宿の選び方、おすすめのお宿までたっぷりと教えていただきました。


昔と比べて大きく変わった近年のひとり旅事情

―旅好きな甲斐さんは、ひとり温泉にも行かれますか?
仕事のついでにひとりで温泉地に前泊することもあれば、温泉を目的にプライベートな旅に出ることもあります。温泉そのものも好きですが、温泉地には古くからの歴史があり、その土地特有の文化が発展しているところが魅力。私はその土地ならではの物語も楽しみにしています。

―ひとり旅をする環境は、以前と比べて変わりましたか?
私は20代の頃からひとり旅をしていますが、当時はやはり女性単独では温泉宿に泊まりづらい雰囲気がありました。それが今ではひとり旅を楽しむ人が増え、個人客を歓迎してくれる宿がすごく多くなっています。昔ながらの旅館だけでなく私の好きなクラシックホテルでも温泉を取り入れるところが増えてきて、以前よりずっと、ひとり温泉を楽しむ環境が盛ってきたと思います。

甲斐さん自作の温泉バッグと、制作に関わった温泉タオル。「温泉街のロゴが入ったタオルを集めるのも楽しい。旅の思い出に取っておきます」

温泉地ならではの楽しみをたくさん見つけてみよう

-温泉地だからこその楽しみはありますか?
私は郷土玩具や民芸品が好きで、温泉地ではそうした文化が発展しているので、お土産を見るのが楽しみです。その土地の歴史や文化を感じられる博物館、美術館、文学館にも必ず立ち寄るようにしています。また温泉に浸かっていると地元の方同土の会話が聞こえてくることがあるのですが、その土地ならではの言葉に触れられるのも好きな時間ですね。温泉地にはかわいいポストカードも多いので、喫茶店にいる時間も30分くらいかけてはがきを一枚書いています。そうすると、手持ち無沙汰じゃなく、その土地とより密接になれる感覚がありますよ。あとは猫探しも楽しみのひとつ。温泉地は地熱で温かいので猫ちゃんがたくさんいるんです。写真を撮って各地の温泉街の猫コレクション”を作り、ひとりで楽しんでいます。

―甲斐さんが宿を選ぶときのポイントを教えてください。
私は建築が好きなので、文化財の宿やクラシックホテルなど、建築に特徴がある宿に憧れがあって、泊まってみたいと思います。そういうところには温泉があるところも多いですね。温泉地だと周囲に小さな温泉がたくさんあり、宿で温泉チケットや温泉セットを貸し出してくれて、好きなところを巡れるような場所もあります。そういった“巡りの拠点”にできる宿もいいですね。

「赤倉観光ホテル」のロビーに設置されているレターセット。宿泊者は自由に便箋やはがきを使って手紙を書くことができます。「温泉宿や喫茶店で家族や友人に手紙を書くのはいい時間です」

別府の温泉街で甲斐さんが出会った猫。「温泉街では、湯けむりがたちのぼる道端で、気持ちよさそうにごろんと猫がくつろいでいるのを見かけます」

旅に出るからこそ日常がもっと愛おしくなる

―温泉旅をすることで、日常にも変化はありますか?
ひとり旅で知らない土地の文化に触れると、世界が広がって見えます。温泉に入れば体が整って前向きな気持ちになれるし、その土地ならではの調味料を買って帰ると、明日からの食生活も少し楽しみになります。次はどこへ行こうかと考える時間もワクワクしますよね。温泉は体が整うだけでなく心まで豊かにしてくれて、本当にいいこと尽くしです。

―ひとり温泉をしてみたい方へアドバイスをお願いします。
今はひとり旅をしている方がたくさんいます。はじめは緊張すると思うけど、2、3回で慣れます(笑)。計画を立てる時間も楽しく、日常の中に小さな目標ができる。ひとりだからこそ思い立ってふらりと出かけることもできる。その魅力を覚えてしまうと、もうやめられません!誰かと行くのも楽しいけれど、ひとりで行く気楽さ、心地よさを知ったらきっと続けたくなりますよ。

甲斐みのりさんのおすすめ温泉3選

はじめてでも行きやすくて、女性のひとり旅にも優しい気遣いがたっぷり。
各地の温泉宿を巡る甲斐さんが「こんなところでぜひ一度ゆっくり過ごしてほしい」と太鼓判を押す素敵なお宿をご紹介します。

【静岡】東府やResort & Spa-Izu

四季折々の自然が美しい広い敷地には、足湯のできるベーカリーもあり、散策するだけで心地よく過ごせます。奈良時代から”子宝の湯”として続く温泉は、女性の体を整えてくれます。風情ある露天風呂付き。宿泊者専用のラウンジ「大正館 芳泉」も素敵ですよ。

住所: 静岡県伊豆市吉奈98
☎: 0558-85-1000
東府やResort & Spa-Izu公式サイト
アクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅から無料送迎バス(ご予約制)で約20分

【新潟】赤倉観光ホテル

クラシックな雰囲気が素敵なホテル。温泉付きの部屋のほか、本館にはシングルルームもあります。大浴場が魅力で、露天風呂の先には広いゲレンデが広がります。夜空がきれいで、私が訪れたときは流れ星も見られました。行くたびに好きになる宿です。

住所:新潟県妙高市田切216
☎:0225-87-2501
赤倉観光ホテル公式サイト
アクセス:しなの鉄道・えちご鉄道妙高高原駅から無料送迎バス(ご予約制)、またはタクシーで約10分

【和歌山】くろしお想

ひとりでも心地よく過ごせる工夫が行き届いた宿。和歌山の地産地消の食事がとてもおいしく、館内も土地の工芸品やインテリアで彩られています。日本三古湯のひとつ「南紀白浜温泉」の源泉かけ流しを楽しめるヒノキ浴槽は、ひとりでゆったりくつろげます。

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町 1155
☎:0739-42-3555
くろしお想公式サイト
アクセス:南紀白浜空港より車で10分、JR自浜駅より車で10分

【甲斐みのりさんプロフィール】

文筆家・エッセイスト
静岡県生まれ。旅、散歩、お菓子、手土産、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に書籍、雑誌、Webなどに執筆。著書多数。著書に『愛しの京都〈純喫茶〉』(オレンジページ)、『はじめましての郷土玩具』(グラフィック社)など。

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撮影=北原千恵美 編集=三好里奈、森本順子(株式会社G.B.)編集・執筆協力=姫井絢、小山田美涼、陽よつか、さとちん

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