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場が盛り上がっていないと「お前が喋れよ」と八つ当たりする彼氏→その一言を聞いた友人たちの表情が一変して…

  • 2026.4.7
ハウコレ

付き合って半年の彼氏を、大学時代の友人たちにはじめて紹介した夜のことです。まさかあんな言葉が飛び出すとは、思ってもいませんでした。

はじめての顔合わせ

大学時代の仲のよいグループ3人と食事会をする機会ができ、彼氏を連れていくことにしました。友人たちにはずっと写真を見せながら話していたので、お店に着くなり「やっと会えた!」と笑顔で迎えてくれました。事前に予約したイタリアンのお店で、彼氏も笑顔で自己紹介をして、最初のうちは話も弾んでいました。

ただ、話題が友人たちの共通の思い出へと移っていくにつれ、彼氏の口数が少しずつ減っていくのに気づいていました。緊張しているのはわかっていたので、自分でも話を広げようとしていました。

耳元のつぶやき

コース料理の合間、ほんの少し会話が途切れた瞬間のことです。隣に座っていた彼氏が私の耳元で低い声でつぶやきました。「なんで黙ってんの、お前が喋れよ」。小声のつもりだったのかもしれませんが、会話がちょうど途切れていたせいか、向かいの友人にも聞こえてしまったようでした。

空気が、すっと変わりました。友人が私の顔をちらりと見て、すぐに目をそらしました。私はとっさに「あ、ごめんね」と笑って返しましたが、自分が何を謝ったのかは今でもわかりません。

友人たちの目

デザートが来たころ、友人のひとりが「ちょっとお手洗い行かない?」と声をかけてくれました。洗面台の前に並んで、彼女は鏡越しに私を見ながら「さっきの大丈夫?」と小声で聞きました。もうひとりの友人もあとからやってきて、「あれって、普段もああいう感じなの?」と眉を寄せました。

ふたりの目が真剣だったから、私は「大丈夫だよ」と繰り返すことしかできませんでした。

そして…

お店を出た後、彼氏は「なんかあいつら、ちょっと微妙だったよな」と言いました。私は何も答えられませんでした。微妙だったのは、友人たちではありません。あの一言が私に向けられたこと、それを友人たちが見ていたこと。

帰りの電車の中でずっとそのことを考えていました。大切な人たちの前で自分がどう扱われているのかを、友人たちの目を通してはじめてはっきりと見てしまった夜でした。あの夜から、彼の隣にいる自分の姿が、少しだけ違って見えるようになりました。

(20代女性・飲食業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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