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2026年春に行きたい注目の展覧会、舞台、映画のおすすめ10選

  • 2026.4.4

陽光がきらめき、お出かけの足取りも軽くなる春がいよいよ到来。今季のカルチャーシーンは、私たちの知的好奇心を満たし、美意識を深く研ぎ澄ますような珠玉の作品が目白押しです。国内外の巨匠が織りなす思索に満ちた美術展や、最高峰の才能が結集した圧巻の舞台、そして待望のシネマまで。心豊かな至福のひとときを約束する、10のトピックスをお届けします。

1.【ART】「ロン・ミュエク」(森美術館)

《イン・ベッド》2005年 所蔵:カルティエ現代美術財団 展示風景:「ロン・ミュエク」韓国国立現代美術館ソウル館、2025年 撮影:ナム・キヨン 画像提供:カルティエ現代美術財団、韓国国立現代美術館

人間を深く模索し探究する哲学的な現代美術家

英国で活躍する現代美術作家ロン・ミュエクの個展。初期の代表作《エンジェル》など日本初公開の6点を含む主要な作品を展示。哲学的な思索を追求する創作は、鑑賞者の内面に静かに問い掛ける。

「ロン・ミュエク」
会期/2026年4月29日(水)~9月23日(水)
会場/森美術館
URL/www.mori.art.museum/jp

2.【ART】「チュルリョーニス展 内なる星図」(国立西洋美術館)

ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス《祭壇》1909年、テンペラ/厚紙、国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania.

芸術家が創作した楽曲と共に幻想的な世界に浸る

精神世界や宇宙の神秘を幻想的に描く、リトアニアを代表する芸術家チュルリョーニス。日本初公開の《レックス(王)》を含む、絵画やグラフィック、音楽形式の連作など約80点を展示。

「チュルリョーニス展 内なる星図」
会期/2026年3月28日(土)~6月14日(日)
会場/国立西洋美術館
URL/2026ciurlionis.nmwa.go.jp

3.【ART】「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」(東京都美術館)

《クリスティーナ・オルソン》1947年 テンペラ、パネル 83.8×63.5㎝ マイロン・クニン・コレクション、ミネアポリス Myron Kunin Collection of American Art, Minneapolis, MN photo: Curtis Galleries, Inc. ©2026 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo

窓や扉など境界をテーマに日本初公開10点以上を展示

身近な人物や風景を描き続けた、20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家ワイエスの回顧展。窓や扉をモチーフとして多用する表現から、生と死、内面と外界をつなぐ境界やつながりの表現が興味深い。

「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」
会期/2026年4月28日(火)~7月5日(日)
会場/東京都美術館
URL/wyeth2026.jp

4.【ART】「下村観山展」(東京国立近代美術館)

《弱法師》(右隻)1915(大正4)年 重要文化財 東京国立博物館(前期展示 3月17日~4月12日) Image: TNM Image Archives

和洋の絵画表現を徹底して学んだ鮮やかな筆致に感動

東西の伝統的な絵画表現を学び、極めて繊細な筆致で日本画の新時代を開いた下村観山の大回顧展。重要文化財《弱法師》など約150点を展示。国立能楽堂とのコラボイベントや演目の上演も。

「下村観山展」
会期/開催中~2026年5月10日(日)
会場/東京国立近代美術館
URL/art.nikkei.com/kanzan

5.【ART】「拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」(東京オペラシティ アートギャラリー)

ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》 1957 大阪中之島美術館 Hearst Owned

世界の分断をも超える多様なシュルレアリスム

ルネ・マグリットの絵画をはじめ、多様なジャンルのシュルレアリスムの優品を紹介する企画展。日常を超えていくようなユニークな表現に、視座が広がるような感覚も。

「拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」
会期/2026年4月16日(木)~6月24日(水)
会場/東京オペラシティ アートギャラリー
URL/www.operacity.jp/ag

6.【THEATRE】『POLA presents BALLET TheNewClassic 2026』(新国立劇場・中劇場)

(C) yuuki kumagai

バレエ×新たな創造力が洗練された反逆を放つ

バレエとクリエーションが大胆に交差する舞台に、世界的に活躍するダンサー12名が出演。衣装はスタイリスト小嶋智子が監修、第1幕はKAKAN、第2幕はmister it.がデザインを手掛ける。

『POLA presents BALLET TheNewClassic 2026』
会期/2026年7⽉30⽇(木)〜8⽉2⽇(日)
会場/新国立劇場・中劇場
URL/www.balletthenewclassic.tokyo

7.【THEATRE】『ハムレット』(日生劇場)

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染五郎がストレートプレイ初出演で悲劇の王子に挑戦

歌舞伎俳優・市川染五郎がストレートプレイ初出演でシェークスピアの『ハムレット』に主演。亡き父のため王子は復讐を誓う。染五郎のキービジュアル衣装はデザイナーの中里唯馬が担当。

『ハムレット』
会期/2026年5月9日(土)~30日(土)
会場/日生劇場
URL/hamlet2026.jp
※大阪・愛知公演あり

8.【THEATRE】パルコ・プロデュース2026『メアリー・ステュアート』(PARCO劇場)

Hearst Owned

宮沢りえ×若村麻由美 女王2人の数奇な運命

スコットランド女王とイングランド女王、イギリス王室の対照的な2人の数奇な運命を描く戯曲。出演は宮沢りえ、若村麻由美、段田安則ほか、演出は栗山民也。

パルコ・プロデュース2026『メアリー・ステュアート』
会期/2026年4月8日(水)〜5月1日(金)
会場/PARCO劇場
URL/stage.parco.jp/program/marystuart2026
※福岡・兵庫・愛知・北海道公演あり

9.【CINEMA】『ハムネット』

(C)2025 FOCUS FEATURES LLC.

名戯曲の誕生に着想を得たシェークスピア家の物語

『ハムレット』はいかにして誕生したのか? オスカー監督のクロエ・ジャオが、劇作家シェークスピアの家族愛と悲劇を描く。16世紀イギリスの小さな村で出会った夫妻は3人の子どもに恵まれるが…。

『ハムネット』
2026年4月10日(金)より全国公開
配給/パルコ ユニバーサル映画
URL/hamnet-movie.jp

10.【CINEMA】『プラダを着た悪魔2』

(C) 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

あの2人がカムバック! エレガントかつ歯切れよく

前作から20年、彼女たちのその後を描く続編。編集部を久しぶりに訪れたアンディは、ファッション界に君臨し続けるミランダと再会する。出演はメリル・ストリープ、アン・ハサウェイほか。

『プラダを着た悪魔2』
2026年5月1日(金)より日米同時公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
URL/www.20thcenturystudios.jp/movies/devil-wears-prada2

初出:リシェスNo.55 2026年3月27日発売

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