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かつて習い事を禁じられた私。「将来のため」と小2息子に週4で習い事 → 実母の『重い一言』にハッ

  • 2026.4.3

子どものために、良かれと思ってやっていたことが実は裏目に出ることがありますよね。筆者の友人もその一人。子育て中の彼女が経験した、母と子どものすれ違いについて紹介します。

画像: かつて習い事を禁じられた私。「将来のため」と小2息子に週4で習い事 → 実母の『重い一言』にハッ

「息子のため」とさせていた習い事

息子は小学2年生。私は将来のためだと思い、週4で習い事をさせていました。

ピアノ、水泳、そろばん、習字。
私自身、子どものころに習い事をしていなかったため、習い事をしている周りの子を「うらやましいな……」と感じたことがよくありました。

母に「習い事をしたい」と言ったこともあります。しかし、何度言っても母がなかなか首を縦に振ることはありませんでした。

そんな思い出から、自分の子どもにはしっかりと学びの機会をあげたいと思い、小学生になってからはりきって習い事を増やしたのです。

週4の習い事は、子ども本人ももちろんですが送迎する親も大変です。それでも、どれだけ忙しくても「今、この吸収しやすい時期が大事」だと信じて疑いませんでした。

何もかもから解放され楽しそうな息子

ある日、私の実家へ息子を連れて帰った日のことです。

私の実家は田舎にあり、家の周りはとても自然豊か。
家のすぐ目の前には川があり、裏手には山があります。近くにスーパーや病院などもありますが、現在住んでいるところとはまったく違う環境です。

息子も、いつもとはまったく違う風景に大喜び。この日は兄家族も来ており、従兄たちと楽しそうに遊んでいました。

虫取りをしたり、川に入ってずぶ濡れになったり。実家で過ごす時間は、普段の生活ではなかなか経験できないことばかりでした。

大きな声でゲラゲラ笑う息子を見て、母がぽつりと私に言葉をかけました――。

私が間違っていたの……?

「ねえ。少し、休憩してみてもいいんじゃない?」

優しく、私に問いかける母。
母が何を言いたいのか察した私ですが、“息子のために”さまざまな習い事をさせているという気持ちに嘘はありません。

しかし、実家の庭で従兄たちと楽しそうに遊んでいる姿を見て、心に刺さるものがありました。

「この子があんなに笑った姿、いつ見たっけ……?」
「もしかして、私は間違っていたのかもしれない」

息子の笑顔を見ながら、少しずつ自分のしていることが正しいのかがわからなくなっていきました。

息子の笑顔を守るために決断

実家から帰った後、息子に「習い事、ちょっとしんどいと思うことはある?」と聞きました。

「うん……みんなと放課後、遊びたいって思うことがある」

そう、正直な気持ちを答えてくれたのです。

後日、思い切って習い事を減らすことに。息子がやりたいと言ったピアノと習字は続け、そろばんと水泳は先生に相談して退会しました。

すると、息子は毎日生き生きとした顔を見せてくれるように。まるで、実家の庭で遊んでいたときのようです。

母にも習い事を減らしたことを報告しながら、昔のことを話しました。母も「あなたは飽きっぽい子だからと思って、なかなか習い事をさせてあげられなくてごめんね」と言ってくれたのです。
お互い、母として子を思う気持ちがすれ違っていたのだなと実感。
「もっと子どもの声に耳を傾けよう」――そう強く思った出来事でした。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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