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【ヤマハ WR125R カスタム】走りをワンランク上げた人に向けたコスパ仕様【Technix(テクニクス)】

  • 2026.4.2

本誌岸澤 インプレッション:WR125Rを“楽しいオフロード”に変える最短ルート

モトクロスコースでノーマルWR125Rを走らせると、タンデムを考慮したリアショックの動きが気になってしまう。それが悪いのではなく、一般公道を走るバイクとして考えられたサスペンションの動きだ。

ただ、モトクロスコースで“気持ちよく”“楽しく”走るなら、前後サスペンションのモデファイは必要だと思ったが、テクニクスがリアショックのみ、TEC-1.1パフォーマンスショックでモデファイ対応をしてきた。これがどんぴしゃで、ノーマルのフロントサスペンションとバランスが取れており、特にフープスなどでリアが引っ掛かることもなく“気持ちがいい”のだ。

ヤマハ WR125R カスタム
ヤマハ WR125R カスタム

また、コーナーの二次旋回で不用意な動きをせず、車体をコーナー出口で導いてくれる。ノーマルだとフロントプッシュアンダーな傾向で、前後タイヤのグリップ力に頼る形となってしまう。ジャンプでも、着地時のサスペンションの動きがナチュラルに路面からのショックを吸収しているのがわかる。

WR125Rのオフロードを“楽しく”走るファン仕様は、TEC-1.1パフォーマンスショックに交換し、公道を安全に走れる範囲のオフロード向けタイヤを装着、さらに欲張るならリアスプロケットを交換することで実現できるだろう。リアショックをTEC-1.1パフォーマンスショックに交換するだけで、ここまで楽しいバイクに変貌するとは目から鱗だった。

本誌宮﨑 インプレッション:WRらしさが強調されたテクニクスチューン

待望のヤマハトレールバイクWR125R。なぜセローではなくWRなのか。初お披露目のメディア試乗会(しどき)でスポーツチックな走行をした時にその理由は垣間見えたが、このテクニクスチューンによってそれがさらに明確になった。

フレームやサスペンションの剛性感は、これまで多くのトレールバイクに感じてきたものよりも高いため、前後バランスの整えられたサスチューンによってそれが強調された印象だ。ギャップ追従性が増したことでコーナリングやその脱出が安定し、ジャンプやリズムセクションに対してもより速く、正確に進入できるようになった。タイム計測はしていないが、明らかにタイムアップしていることが感じられた。

ヤマハ WR125R カスタム
ヤマハ WR125R カスタム

サスペンションとは関係ないが、ABSが作動することでレーサーのようなブレーキングのツッコミはできないものの、その利き方はごく自然だ。そのため、うまく活用すれば「ブレーキに頼らない・ブレーキを引きずる」走り方が可能になる気もする。

リアショックの調整幅も大きく増しているので、普段の街乗りやツーリング時の公道移動と林道での減衰の変更もできるのが嬉しい。重い荷物を積載する際にも便利なはずだ。コストパフォーマンスの高いベース車両に対して、税込8万円を切る価格で入手できるTEC-1.1パフォーマンスショックはかなり魅力的だ。

TEC-1.1 パフォーマンスショック

【TEC-1.1 パフォーマンスショック】79,200円(税込)
【TEC-1.1 パフォーマンスショック】79,200円(税込)
  • 無断階プリロードアジャスター
  • 1WAYダンピングアジャスター装備
  • 超軽量フルアルミボディー採用
  • 14mmロッド採用
  • 組み立ては専任メカニックが行う
  • 完全社内組み立ての
  • ジャパンクオリティー
  • (ライダーの体重に合わせたセッティングで出荷)

オフロード走破性を高めたφ41正立フォーク

写真は純正WR125Rのフロントサスペンション。φ41mm、215mmストロークの正立フォークはしっかりと作り込まれており、路面の凸凹をしなやかに吸収。底付き付近の踏ん張りを両立したということがメディア向け試乗会で解説された。公道での普段使いを意識して、やや硬めの設定となっていることが特徴だ。

メディア試乗会(モトスポーツランドしどき)でも想像以上の走破性を感じたが、今回試乗したTEC1.1パフォーマンスショックと比較するとやはりリアショックの設定がやや唐突。本誌スタッフのように体重のある大人が乗ると、奥の硬さを感じる面もあったが、それが解消された形だ
メディア試乗会(モトスポーツランドしどき)でも想像以上の走破性を感じたが、今回試乗したTEC1.1パフォーマンスショックと比較するとやはりリアショックの設定がやや唐突。本誌スタッフのように体重のある大人が乗ると、奥の硬さを感じる面もあったが、それが解消された形だ
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