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そのおもちゃ、本当に安全? 知っておきたいおもちゃの選び方

  • 2026.3.31

こんにちは。これまで総額500万円以上の知育玩具を買ってきた、5歳女の子のママ・ぴぴママです。子どもにおもちゃを選ぶとき、理由はさまざまですよね。「かわいいな」「楽しそうだな」「うちの子が喜びそう」という気持ちや、SNSでよく見かけたこと、流行っているという情報がきっかけになることも。でも、実際に遊んでみると、 「これ、口に入れたらどうしよう」 「危なくないかな」 と、気になった経験がある方も多いと思います。私自身、たくさんのおもちゃに触れてきましたが、「安全性って、ぱっと見では判断しきれないな」 と感じる場面は何度もありました。今回は、おもちゃの安全性の見極め方について、2025年12月25日に改正された「PSCマーク」の話も含めてお伝えします。この改正、実は「遊ぶとき」だけでなく、いらなくなったおもちゃを寄付したり、売ったりするときにも関係しているのです……!

新たに施行された「子供PSCマーク」って?

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まず知っておきたいのが、 2025年12月25日から始まった「子供PSCマーク」表示の義務化(※1)です。これは、3歳未満の乳幼児向けおもちゃについて、 国が定める基準を満たしたものだけが販売できるようになる、という制度。子供PSCマークは、 検査項目を細かく指定されているわけではありません。国が定めた安全の基準に対して、事業者が国際規格などをもとに自ら検査し、その記録と責任を持つ仕組みです。その際、参考にされることが多い国際規格では乳幼児向けのおもちゃについて、 おおむね次のような点が重要な確認項目とされています。

重要な5つの指標

(1)誤飲や窒息につながるおそれがないか

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・口や鼻に詰まる可能性のある小さな部品はないか・小さな部品が外れやすくなっていないか

(2)形状や構造

・角や先端が尖っていないか・万が一壊れたときに危険な断面が出てこないか・ひも状のパーツが首に絡む長さになっていないか

(3)素材や塗装の状態

・塗料や素材に有害な化学物質が含まれていないか・また使用中に溶け出さないか

(4)強度や耐久性

・落としたり、繰り返し遊んだりしても、簡単に壊れたり、部品が外れたりしないか

(5)可燃性

・燃えやすい材料で作られていないかこれらの規格で確認されているポイントは、今おうちにあるおもちゃや、日々遊ぶ中での見守りでも役に立ちます。

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子供PSCマークが施行される前に作られたおもちゃでも、安全性を考えるヒントになるマークはいくつかあります。例えば、・STマーク(※2):日本の玩具安全基準・CEマーク(※3):EU(欧州連合)の法令・規制への適合を示すマーク「どれか一つがあれば安心」というよりも、 いくつか重なっていれば、判断の手がかりが増えると考えると分かりやすいです。

安全基準は「手放すとき」にも影響する

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こうした安全性の考え方は、今遊ばせるときだけでなく、 そのおもちゃを手放す場面でも、影響してきます。これまでも、保育園などにおもちゃを寄付する際には、STマークやCEマークが付いているものしか受け取ってもらえないケースが少なくありませんでした。そこに加えて、2025年12月に子供PSCマークが施行されたことで、手放すときの状況は変化しています。フリマサイトの規約には、子供PSCマークが表示されていないおもちゃの出品は禁止であることが明示されるようになりました。※ただし、施行日より前に製造・輸入された商品については、規制の対象外とされています。また、リサイクルショップでも、「子供PSCマークが確認できないものは買取できない」という案内が出ているところが増えています。ここで注意したいのは、子供PSCマークが付いているおもちゃであっても、本体に表示がなく、外箱にのみ記載されている場合には、その外箱の提示が必要になるケースがあるという点です。そのため、将来的に手放すことを考えているおもちゃについては、外箱を保管しておくこと自体が選択肢を広げるひとつのポイントになってきます。おもちゃの安全性というと、 「危ないか、危なくないか」という二択で考えてしまいがちですが、子どもの遊びから、すべての危険を取り除くことはできません。おもちゃを選ぶときはまず、安全基準やマークをきちんと確認したうえで選ぶこと。そのうえで、大きな事故につながらないよう大人が環境を整え、見守ること。一緒に遊ぶ、目の届く場所で使う、今はまだ早いと感じたら無理に出さずにしまっておく。それも、大事な安全対策だと思います。子どもの成長を助けてくれる大切なおもちゃだからこそ、安全はしっかり押さえたうえで、安心して、思いきり楽しめたらいいなと思います。参考:※1)経済産業省「乳幼児用玩具に対して新しい規制が導入されました」https://www.meti.go.jp/product_safety/kodomo/gangu_kisei.html※2)一般社団法人日本玩具協会「玩具安全(ST)基準」https://www.toys.or.jp/jigyou_st_top.html※3)テュフズードジャパン「CEマーキングとは?」https://www.tuvsud.com/ja-jp/resource-centre/stories/sustainable-ce-marking

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