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靴のまま座席に横になる迷惑客…運転士が編み出した“魔法の言葉”に「心理を突いている」「言い方ひとつで変わる」

  • 2026.4.14
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

公共交通機関で、マナーを守らない人を見かけてモヤモヤした経験はありませんか。直接注意したい気持ちがあっても、トラブルに発展するのは避けたいものですよね。

今回は、運転士のひとりごと(@untenshi_hitori)さんが2026年3月9日にX(旧Twitter)へ投稿して話題になった「ロングシートで靴のまま横になる迷惑乗客への声かけ術」について紹介します。

いったいどんな声かけだったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

運転士として働く投稿者さんが、数多の現場経験から編み出したというこのテクニック。それは、ロングシートで靴のまま横になる乗客への「声掛け術」です。

直接「他人の迷惑だ、やめろ」と注意するのではなく、「具合が悪いんですか?救急車を呼びましょうか?」とあえて相手の体調を気遣うように声を掛けるのがポイント。

ストレートに非難されると、人はつい反発しがちですが、心配されると逆に怒ることが難しくなるという、人間の心理を巧みに突いた見事な声の掛け方ですね。

数々の現場経験からたどり着いた「伝え方」の重要性

この時の様子について、投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---ご経験からなせる技ですね…。実際にそのような声掛けで相手が素直に座り直してくれたとき、どのような気持ちになりましたか?

自分自身の策が上手くハマったなとうれしく感じます。

---このような伝え方を意識するようになったきっかけやご経験はありましたか?

会社のルールや社会通念上のマナーをそのまま乗客に押し付けたとしても「こっちは客やぞ!!」といった反応を返されることを多く経験しました。

乗客の中にはこちらをおとしめようとする言動をされる方がいらっしゃいます。

---そういった経験があったのですね。これまでに特に対応が難しかった場面があればお聞かせいただけますでしょうか?

過去には、自社では対応できないことを分かっていながら、ルールを逸脱する行為を強要しようとする乗客につかまり、いくらルールを伝えても大声で怒鳴りつけられるだけでした。

上司に対応を代わってもらったところ、上司は世間話も挟みながら、言葉巧みにその乗客を上手くなだめていて、それを見て「伝え方の違いでこうも変わるのか」と実感しました。

---上司の対応がきっかけだったのですね。普段からトラブルを穏便に収めるために、言葉選びで大切にしていることは何でしょうか?

こちらの話を聞いてもらうためにも、まずは相手の話に賛同しつつ、あえてフランクに話をすることで、堅苦しい言葉の声掛けは減らすようにしています。

---相手に寄り添う姿勢が鍵なのですね。貴重なお話をありがとうございました!

人間心理を突いた声掛けに称賛の声!

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

さすが運転士さん 言葉は言い方ひとつで魔法になりますね~
プロだな。救急車呼ぶほどではないです。このまま寝ていれば落ち着きます。なんて返されたら困りますが、流石にいないのかな。
勉強になりました。
参考になります!
いつもトイレをきれいに使っていただいてありがとうございます、と同じ心理ですね。
聞き慣れている「注意」や「文句」は反射的に返す文言が湧きます(脳の反応が早く、負担が軽い)が、余り聞く機会がない「心配」や「配慮」対して反射鈍ってしまうため思考を巡らせて冷静にさせる。巧いやりかたですね!

相手を否定して角を立てるのではなく、一歩引いて「気遣い」を見せる。そんなプロのコミュニケーション術は、日常生活のさまざまな場面で応用できる「生活の知恵」として、多くの人の心に響いたようです。

取材協力:運転士のひとりごと(@untenshi_hitori)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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