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バイク上達のためのツーリングルート6選

  • 2026.3.28

春は路面温度も上がり、景色も走りも一気に楽しくなる季節。景色のご褒美があり、区切って休めて、走り終えたあとに達成感が残りそうなルートを初心者ライダー目線でセレクト!無理のない、この春走りたい道を紹介します

無理をしない“逃げ道”があるルートへ

僕のような初心者が春のツーリングで経験値を増やすなら、最初に決めたいのは「速く走れる道」ではなく「学びが自然に転がっている道」だ。選んだポイントは大きく3つある。

1つ目は、走る動機になる「景色」があること。高原、峠、山麓、湖、展望台など目的地がはっきりしていると、走りそのものを頑張りすぎずに済む。春の空気や新緑、残雪のコントラストのように季節が見える場所なら、記憶にも残るはずだ。2つ目は、ペースを整えやすい「区切り」があること。展望スポットや道の駅、駐車場が点在している道は、短いサイクルで休憩できる。最初から「ここで止まる」を前提にルートを選びたいし、往復できる道も心強い。状況を見て引き返せる余裕が、結果的に落ち着いた走りにつながる。

3つ目は、ツーリング全体の設計がシンプルなこと。山道だけで完結させず、高速や幹線道路でアクセスと帰路を確保できるルートは安心感が段違いだ。時間に追われにくく、天候や体力に合わせて短縮もしやすい。春は気温差や霧、路肩の砂が残る日もあるから、無理をしない「逃げ道」がある道がいい。

①宮城県・山形県 蔵王エリア

距離……… 約71㎞
所要時間… 約1時間40分
山形道山形蔵王IC→東北道村田IC

山形蔵王ICから蔵王温泉方面へ上がって蔵王エコーラインへと向かうルート。蔵王エコーラインは4月24日(予定)まで冬期通行止めだけど、雪の回廊を狙って走りに行きたい道。

標高が高いエリアなので、上がっていくにつれて空気が入れ替わり、森の気配が濃くなる景色に。視界が抜ける場所では稜線が近く、季節によっては残雪の白と山肌の色が対比を作る眺めの中走ることができる、走りながら“山を感じられる”ルートです。景色の区切りが多いから、短い距離でも満足度が出やすい。最後は村田ICへ抜けて高速に乗れるので、ワイディングを満喫できて、遠出と安心感を両取りできる設計です。

蔵王エコーライン

②栃木県・群馬県 日光エリア

距離……… 約81㎞
所要時間… 約1時間50分
日光宇都宮道清滝IC→関越道沼田IC

秋の紅葉の名所スポットである栃木県・日光エリア。春はどんな風景が広がっているか気になっています。清滝ICを出たら日光の山に吸い込まれていく。いろは坂は名前だけでテンションが上がるし、カーブの先には明智平や中禅寺湖みたいな“絵になる背景”が用意されているのがいい。木漏れ日、空気の冷え方、標高で変わる匂いまで含めて体験が濃い。観光ポイントが多くて、走る、停まる、眺めるのリズムを作りやすいのも助かります。せっかくなので、ワインディングを存分に味わって、スムーズに曲がる走行技術を上達したい気持ちもあります。峠道を味わってから東北道へつなぐので、帰り道の不安も少なめ。

いろは坂

③三重県・滋賀県 鈴鹿エリア

距離……… 約37㎞
所要時間… 55分
新名神道菰野IC→新名神道甲賀土山IC

菰野ICから湯の山温泉方面へ向かい、鈴鹿スカイラインで武平峠を越えるルート。交通量が読みやすく路面も整い気味で、初心者でもペースを作りやすそうなのが選んだ理由。

温泉街のゆったりした空気から山の景色へ切り替わる瞬間が気持ちよく、緩いコーナーで視線移動とアクセル一定の練習ができそう。越えた先の滋賀側で景色が変わり、達成感も残るはず。路肩の広い場所も点在するので、息を整えてフォームを見直せる。無理に速く走らず、一定リズムで走り切ることを目標にすると上達につながりそう。帰りは温泉に浸かって疲れも癒したい!

鈴鹿スカイライン

④奈良県・三重県 吉野エリア

距離……… 約147㎞
所要時間… 約3時間30分
熊野尾鷲道熊野大泊IC→京奈和道五条北IC

熊野大泊ICから内陸へ入り、大台ケ原ドライブウェイを目指して山奥へ。道が長いぶん、出発前に給油量と休憩ポイントを考える練習になるのでツーリングのスキルアップとなりそう。走り出すと周囲の気配が深くなり、車間を保って一定速度で進むだけでも楽しそうです。標高が上がる区間はカーブが続きますが、見通しの良い所が多い。天気が当たれば展望がご褒美だ。山は急に冷えたり霧が出たりするので、早めにライト点灯し、視界が悪ければ引き返す判断も含めて学べます。体力配分やペース作りも次回に活化したい。休憩も含めて楽しめそうなルートです。

大台ケ原ドライブウェイ

⑤京都府 嵐山エリア

距離……… 約42㎞
所要時間… 約1時間30分
名神道京都南IC→名神道京都南IC

京都南ICを起点に嵐山高雄パークウェイを往復するルートなので、「短時間で反復練習」できるのが魅力。古都の雰囲気を感じる市街地を抜けると急に緑が濃くなり、カーブの曲率が分かりやすく、展望台など立ち寄りが点在するので、怖さが出たらすぐ休んでリセット可能。同じ道を戻る構成だから、路面状況を記憶して次はもっと丁寧に走る……という上達の段取りが作りやすい。往路で「余裕があった所・詰まった所」を意識して復路で修正すると、コーナリングの再現性が上がるはず。料金道路なので信号が少なく流れが安定し、集中できるのも選んだ理由です。

嵐山高雄パークウェイ

⑥岡山県・鳥取県 蒜山・大山エリア

距離……… 約68㎞
所要時間… 約1時間35分
米子道蒜山IC→米子道溝口IC

蒜山ICから大山方面へ向かい、大山環状道路(4月以降冬季閉鎖解除)で山裾をなぞるルートは、雄大な山の景色を楽しみたい。

牧草地、森、集落と次々に変わる景色を楽しみながら山道を走行し、大山が視界に入るハイライトを満喫。立ち寄りポイントが多いので、疲れたら早めに止まって水分補給し、正しい操作をあらためて確認できます。最後に溝口ICへ抜けられて、距離調整もしやすいので旅程づくりの経験にも。直線と緩いコーナーの連続でブレーキを軽く当ててから離す感覚を掴みたい。風が強い日も多いようなので、無理せず安全第一で。

大山環状道路(蒜山大山スカイライン)

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