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「書き込むことで気持ちの整理ができたり、共感を得られて励まされたりする」夫への憎しみをSNSへ投稿する心理【著者インタビュー】

  • 2026.3.27

【漫画】本編を読む

夫に対する不満や怒りをSNSに匿名で投稿する妻たちがいる。社会的に話題となった「#旦那デスノート」。そのハッシュタグに着想を得たのが、「#夫デスブック」という投稿をしながら、夫が消えることを願う妻の物語『夫の死を願ったらダメですか?』(草餅よもぎ:原案、まきりえこ:作画/KADOKAWA)だ。

夫や義母のモラハラに苦しむ妻・梨央はSNSに投稿される「#夫デスブック」に共感。そこには多くの妻たちの夫への不満や、やり場のない怒りがぶつけられていた。夫の不倫が発覚したことをきっかけに梨央も投稿するようになり、似た境遇の人々との交流が始まる。しかしある日、現実で一線を越えようとする夫デスブック友だちが現れて……。

原案者である草餅よもぎさんは自身も夫のモラハラに悩み、離婚。自身の経験をどのように作品に落とし込んでいったのか。本作に込めた想いを伺った。

――本作の中で、「特にこのシーンを描きたかった」というシーンはどこですか?

草餅よもぎさん(以下、草餅):どのシーンも描きたかったものばかりなので一つに絞るのは難しいです。あえて挙げるならば、最初は夫への憎しみをつづった「#夫デスブック」の投稿を見ているだけだった主人公・梨央が、初めて実際に書き込むシーンですかね。梨央は夫からモラハラや経済的DVを受けても子どもたちが幼いことから我慢をしていたわけですが、夫が浮気をしていることを知って、ついに投稿に至ります。内容は違えど、悲しみや怒りをSNSで書き込むことで気持ちの整理ができたり、共感を得られて励まされたりすることって誰しも一度は経験があるのではないかと思います。

――物語の展開を考える上で参考にしたものはありますか?

草餅:実際に「#旦那デスノート」で投稿された内容や事件です。モラハラについては自分自身の体験や今まで読んできたモラハラ被害の記事を参考にしました。

――本作はまきりえこさんが作画を担当されています。「作画によってよりよくなったな」と感じたシーンがありましたら教えてください。

草餅:すべてのシーン、1ページ1ページに私の魂を込めていただいたなと感じるほど、まき先生には理想的な作画をしていただけました。まき先生の言葉の選び方や感情の表し方のセンスが素晴らしく、私の頭の中をしっかり具現化してくださったなと感じています。

取材・文=原智香

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