1. トップ
  2. 「君が出て行くまで話さない」フェルスタッペン、日本で困惑する記者を追い出したワケ

「君が出て行くまで話さない」フェルスタッペン、日本で困惑する記者を追い出したワケ

  • 2026.3.27

今週末に迎えるF1日本グランプリ。それを前にマックス・フェルスタッペンが、鈴鹿サーキットで行われた会見に上機嫌で姿を現したが、彼がひとりの記者を退席させるという衝撃的な場面で幕を開けた。

『AD』によれば、フェルスタッペンは約20人の報道陣を前に、大きな笑みを浮かべて席に着いたものの、最初の質問が飛ぶ直前に突如として制止の声を上げた。

「ちょっと待って。彼が出て行くまで、僕は何も話さないよ」といいながらフェルスタッペンが指さしたのは、呆然と立ち尽くす『The Guardian』紙のジャイルズ・チャールズ記者だったという。

「本気か? アブダビでの質問のせいか? まだそんなに怒っているのか?」と記者が問い返すと、フェルスタッペンは「そうだ、出て行ってくれ」と深く頷いたとのことだ。そして記者がその場を去るのを見届けると、「よし、それで始めよう」と、何事もなかったかのように会見をスタートさせたそう。

この確執の火種は、昨年のアブダビGPに遡る。当時、フェルスタッペンはランド・ノリスにわずか2ポイント差でタイトルを逃していた。その際、チャールズ記者はバルセロナGPでジョージ・ラッセルに対して故意に接触したとされる件(スチュワードの判断により罰則を受け、9ポイントを失った)を持ち出し、「その行為を後悔しているか」と問い詰めたのだ。

当時のフェルスタッペンはこう反論していた。

「君はこのシーズンに起きた他のすべての出来事を忘れている。持ち出すのはバルセロナのことだけだ。こう来るだろうとは分かっていたよ。しかも、そんな馬鹿げたニヤけ顔で質問してくるなんてね。

ワールドチャンピオンシップは24レースで争われるものだ。どのレースからも学ぶことはあるし、僕だって(他者のミスで)早いクリスマスプレゼントをたくさんもらった。それについて聞いてくれてもいいはずだよ」

フェルスタッペンはオーストラリアGPで6位、中国GPでリタイアと苦しいスタートになっているが、現在の状況は悪くないと伝えられている。25日にはRed Bull主催のプロモーションイベントでSUPER GTのマシンを富士スピードウェイでドライブするなど、日本でも積極的に活動を行っている。かつての「絶対王者」は、29日の日本GPではどのような走りを見せてくれるだろうか。

筆者:石井彰(編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる